キヤノンは、RFマウント採用の交換レンズ「RFレンズ」6機種を開発したことを発表した。仕様の詳細や価格は未定だが、2019年中の発売を目指しているという。開発コンセプトは以下の通り。

幅広い焦点距離をカバーする高倍率ズームレンズ:1機種

■RF24-240mm F4-6.3 IS USM
24mmから240mmまでの焦点距離を一本でカバーし、静止画・動画双方で活躍できる利便性の高いレンズ。NanoUSMの搭載で小型軽量を実現。

ズーム全域で開放F値2.8の大口径ズームレンズ:3機種

写真左からRF15-35mm F2.8 L IS USM、RF24-70mm F2.8 L IS USM、RF70-200mm F2.8 L IS USM

■RF15-35mm F2.8 L IS USM
F2.8の明るさと超広角の15mmから35mmの焦点距離をカバー。IS搭載により風景からスナップまで幅広いジャンルで快適な撮影を実現する。

■RF24-70mm F2.8 L IS USM
Lレンズ相応しい古楽性能に加え、ISを搭載しながらも持ち運びやすいコンパクトさを実現。EOS Rシステムにおける新たなスタンダードレンズ。

■RF70-200mm F2.8 L IS USM
機動力を高めた望遠ズームレンズ。スポーツ、ポートレート、ウェディング、鉄道、飛行機などの動体を含めたあらゆるジャンルで快適な撮影を実現する。

開放F値1.2の大口径中望遠単焦点レンズ:2機種

写真左からRF85mm F1.2 L USM、RF85mm F1.2 L USM DS

■RF85mm F1.2 L USM
開放F値1.2から画面全域での高画質を実現することで、ポートレート撮影などにおける写真表現の新たな可能性を創出。

■RF85mm F1.2 L USM DS
RF85mm F1.2 L USMと同様の光学系にくわえ、開発中のボケ像のエッジを滑らかにする蒸着膜技術を採用。通常の光学系では得られないボケ描写を実現。

※「DS」はDefocus Smoothingの略。DSの効果はON/OFFの可変できるものではなく、F値によって一定の効果が得られる