Blackmagic Designは、バッテリーアダプター「Blackmagic Pocket Camera Battery Grip」を発表した。2019年8月発売予定。希望小売価格はUS$245(国内:税別27,980円)。
Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K用に設計された、Pocket Camera Battery Gripは、標準仕様のLP-E6の代わりに、2個のLシリーズバッテリーを使用でき、1回の充電で2時間以上の収録が可能。Pocket Camera Battery Gripはカーボンファイバー製の独自のデザインに、滑り止め付きのグリップを搭載しており、スライドトレイには2個のLシリーズバッテリーを取り付けられるため、長時間でも楽にカメラを持つことができるとしている。さらに、カメラの12V DC接続からグリップのバッテリーを充電できるため、テイクの合間にリチャージも可能。
カメラに吊り下げた状態で使用する従来式の外付けバッテリーパックとは異なり、Pocket Camera Battery Gripは、Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kの一部となるよう設計されている。取り外し可能なLP-E6バッテリーのドアカバーをカメラから外し、同製品をスライドインし、ロックして固定する。さらにバッテリーのドアカバーを収納できるストレージスロットもついている。
Blackmagic DesignのCEO グラント・ペティ氏は次のようにコメントしている。
Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kは、ユーザーの皆様から大変ご好評をいただいています。同カメラは低品質の民生用カメラではありません。最も高価な価格帯のカメラに搭載されているのと同じ、驚くほど高度な機能を搭載した真のデジタルフィルムカメラです。
新製品Pocket Camera Battery Gripは非常にエキサイティングな製品です。外付けのフラッシュディスクに給電可能で、編集に使用するディスクに収録できます。また、1回の充電で2時間以上撮影を継続できます。Pocket Cinema Camera 4Kに合わせて設計されているため、長時間の撮影でも楽にカメラを持つことができます。カメラに吊り下げた状態で使用する通常の外付けバッテリーパックと異なり、Pocket Camera Battery Gripは軽量で、カメラに完璧にフィットします!
なお、Blackmagic Pocket Camera Battery Gripは、2019年4月8日から11日(米国時間)に米国ラスベガスで開催中のNAB2019の同社ブース(サウスホール/SL216)にて展示されている。