EIZO株式会社は、モニター背面にSDIコンバータを取付けるための金具「CB-01」を5月27日に発売し、これを装備可能なHDRリファレンスモニター「ColorEdge PROMINENCE CG3145-BS(以下:CG3145-BS)」を標準モデルにすることを発表した。また、CB-01に非対応で、昇降・スウィーベルに対応したスタンドを装備した従来の標準モデル「ColorEdge PROMINENCE CG3145(以下:CG3145)」は、受注生産モデルとなる。
CG3145-BS/CG3145は、HDR映像の制作工程において、最終色調整(カラーグレーディング)に使用する31.1型DCI 4K(4096×2160)解像度のリファレンスモニター。SDI信号をHDMI信号に変換するコンバータを接続することで、映像制作工程で一般的に用いられるSDI信号入力に対応可能。
CB-01
CB-01は、CG3145-BSの背面にAJA Video Systems社製のSDIコンバータ「Hi5-4K-Plus」を取付け可能な専用金具。CB-01には、CG3145-BSのUSBポートからHi5-4K-Plusへ給電できる専用電源ケーブルおよびCG3145-BSへの映像信号入力用のHDMIケーブルが付属される。
CG3145-BSとCB-01を組み合わせることにより、モニターとコンバータをすっきり一体化でき、机上を広々と使えるのみならず、Hi5-4K-Plus単独で電源アダプタを接続する必要がないため、配線が煩雑にならないとしている。