4K HDRマルチフォーマット・ビデオ・スイッチャー「V-600UHD」
ローランド株式会社は、同社の4K HDRマルチフォーマット・ビデオ・スイッチャー「V-600UHD」のシステムバージョン2.00を発表した2020年夏頃に公開予定。
アップデートVer.2.00により、映像から任意のエリアを抽出できるROI(Region of Interest)機能に「Automatic ROI」が追加され、Canon製カメラの顔認識情報を有線LAN経由で取得し、V-600UHDのROIのエリアを自動的に動かすことが可能。そのほかにも、V-60HD/XS-62S/VR-50HD MK2のアップデートを2020年度上期内で予定している。アップデート内容の詳細は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
■4K HDR マルチフォーマット・ビデオ・スイッチャー「V-600UHD」
Ver.2.00(2020年夏頃公開予定)
- Canon製カメラの顔認識情報を有線LAN経由で取得、V-600UHDのROI機能を自動的に動かく事ができる「Automatic ROI」機能を追加
- PTZカメラをネットワーク経由で制御可能
■HDビデオ・スイッチャー「V-60HD」
Ver.3.00(2020年4月中旬公開予定)
- VISCA over IP対応ビデオカメラ(Sony社製ビデオカメラ等)、Avonic社製ビデオカメラを操作できる機能を追加
- AUX音声出力のソースにAUDIO INPUT1~4、5/6を選択できる機能を追加
- AUX音声出力の各ソースに対して、イコライザ等の設定の反映を選択できる機能を追加
- AUX音声のDELAY機能を追加
- SDI/HDMI音声出力をVIDEO OUTPUT ASSIGN設定に追従させずに個別に設定できる機能を追加
- USBメモリーから読み込める画像フォーマットにJPEGファイル・フォーマットを追加
- 本体に保存している静止画をUSBメモリーへの書き出す機能を追加
- RS-232コマンドにTEST PATTERN、TEST TONEを変更できるコマンドを追加
- SDI入力の対応フォーマットに1080/60p、1080/30p、1080/29.97p、1080/25p、1080/24p、1080/23.98p、720/60pを追加
- MULTI-VIEW LABEL EDITでSTILL 1/2、PGM、PSTラベルも変更可能
- AUDIO DELAYの設定谷を、“frame”から“msec”に変更
- CAPTURE IMAGE機能で、出力映像もキャプチャの対象にできるように改善
- TEST TONEをL側1kHz、R側400kHzで出力できるように改善
■HDビデオ・スイッチャー「XS-62S」
Ver.3.00(2020年5月公開予定)
- VISCA over IP対応ビデオカメラ(Sony社製ビデオカメラ等)、Avonic社製ビデオカメラを操作できる機能を追加
- AUX音声出力のソースにAUDIO INPUT1~4、5/6を選択できる機能を追加
- AUX音声出力の各ソースに対して、イコライザ等の設定の反映を選択できる機能を追加
- AUX音声のDELAY機能を追加
- SDI/HDMI音声出力をVIDEO OUTPUT ASSIGN設定に追従させずに個別に設定できる機能を追加
- USBメモリーから読み込める画像フォーマットにJPEGファイル・フォーマットを追加
- 本体に保存している静止画をUSBメモリーへの書き出す機能を追加
- RS-232コマンドにTEST PATTERN、TEST TONEを変更できるコマンドを追加
- SDI入力の対応フォーマットに1080/60p、1080/30p、1080/29.97p、1080/25p、1080/24p、1080/23.98p、720/60pを追加
- MULTI-VIEW LABEL EDITでSTILL 1/2、PGM、PSTラベルも変更可能
- AUDIO DELAYの設定谷を、“frame”から“msec”に変更
- CAPTURE IMAGE機能で、出力映像もキャプチャの対象にできるように改善
- TEST TONEをL側1kHz、R側400kHzで出力できるように改善
■マルチフォーマット AV ミキサー「VR-50HD MK2」
Ver.2.00
- オート・マスタリング・エフェクトを追加
- アダプティブ・ノイズ・リダクション機能を追加
※このVer.2.00には含まれませんが、VISCA over IP対応ビデオカメラ(Sony社製ビデオカメラ等)、PTZOptics社製ビデオカメラ、Avonic社製ビデオカメラを操作できる機能の追加を予定しております。