ATOMOSとZ CAMは、シネマカメラ「E2」から5インチHDRモニターレコーダー「Ninja V」へのHDMI経由によるProRes RAWレコーディング対応の開発を発表した。E2とNinja Vは、Z CAMの無料ファームウェアとATOMOSのAtomOSアップデートを介して、最大4K60PでApple ProRes RAWを記録する機能が追加される。ファイルはNinja VのAtomX SSDミニSATAドライブに記録できる。

Z CAMは、HDMIを介したRAWのサポートを発表した3番目の大手企業であり、ニコンZ 6やZ 7、パナソニックS1Hに続く対応となる。SDIからATOMOSモニター/レコーダーへのProRes RAW記録は、既にソニー、キヤノン、パナソニックなどのシネマカメラがサポートしている。

また、ATOMOSとZ CAMは、Ninja VでのタッチスクリーンからE2システムカメラコントロールできる改善予定があることも発表した。ユーザーはNinja VのAtomOSタッチスクリーンから主要な設定を調整できるようになる。ATOMOSのNinja Vの高輝度HDRスクリーン技術は、E2シリーズのモニタリングソリューションになるという。

なお、同機能を搭載したファームウェアは2020年6に公開予定。