ブラックマジックデザインは、DaVinci Resolve 16.2.1およびDaVinci Resolve Studio 16.2.3を公開した。同社Webサイトよりダウンロード可能。
同ファームウェアにより、Apple Metalを使用する際に、Canon EOS-1D X Mark IIIおよびEOS R5のクリップの再生パフォーマンスを改善。また、HDRでの作業ではDolby Vision CMアルゴリズムバージョン4.1のサポートを追加する。
また、最新版のDolby Visionにアクセスできるようなり、新規プロジェクトからのv2.9トリムの生成およびv2.9 XMLの書き出しの後方互換にも対応可能。さらに、ARRIRAWクリップの再生パフォーマンスおよび信頼性が向上し、ARRI MXFクリップ使用時のACES IDTを改善。カラーマネージメントの精度がさらに上がるという。
Fairlightオーディオにおいては、トリムモードでのオーディオのリップルが改善し、Fairlightインデックスの表示で生じていた問題を修正している。また、クローンされたオーディオクリップのレイヤリングで起きていた問題も修正。リンクされたオーディオトラック上をトラックが正確に動くように改善。Fusionでは、Fusion Text+のシェーディングやグラデーションが改善し、プレビューの一貫性も向上したという。