ニコンの子会社、ニコンイメージングジャパンは、ニコンZマウントを採用したフルサイズ(ニコンFXフォーマット)ミラーレスカメラ対応の標準ズームレンズ「NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3」を2020年8月下旬に発売する。希望小売価格は税込58,300円。

NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3は、NIKKOR Zレンズの光学性能を維持しながら小型・軽量化された標準ズームレンズ。ボタンレスの沈胴方式ボディーを採用し、ミラーレスカメラ用フルサイズフォーマット対応のズームレンズにおいて、本体サイズ約51mmかつ重量約195gを実現。高い携行性と高い描写力を両立しているという。

なお、「NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3」は、2020年7月21日発表のFXフォーマットミラーレスカメラ「ニコン Z 5」のキットレンズに採用されており、Z 5と合わせることで、高い機動力を発揮するという。動画撮影にも適しており、「STM(ステッピングモーター)」を採用したAF機構と絞り機構で各駆動音の静音化を実現。また、ピントや露出などを滑らかに制御する「コントロールリング」を採用。そして、フォーカシング時に意図せず画角が変化してしまうフォーカスブリージングを最小限に抑え、自然な映像を撮影できるという。

小型・軽量で持ち運びしやすいレンズを求めるユーザーのニーズに応えて生まれた「NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3」。風景、スナップ、ポートレート、テーブルフォトといった幅広い撮影シーンや被写体に対応するとしている。