※写真は「動物AF」機能を説明するためのイメージ

株式会社ニコンは、同社のミラーレスカメラ「ニコンZ 50」用ファームウェアVer.2.00および、ミラーレスカメラ「ニコンZ 7」「ニコンZ 6」用ファームウェアVer.3.10をリリースした。また、ニコンのミラーレス・デジタル一眼レフカメラをWebカメラとして使用可能にするWindows PC専用ソフトウェア「Webcam Utility(ベータ版)」の無償公開を2020年8月上旬に予定している。

同ファームウェアでは、多くのユーザーの要望に応え、犬と猫の顔・瞳を検出する「動物AF」を搭載。また、ターゲット追尾の動作が改善され、使い勝手がさらに向上するという。くわえて、Z 50用ファームウェアVer.2.00、Z 7/Z 6用ファームウェアVer.3.10は、主レンズの焦点距離を拡大するテレコンバーター「Z TELECONVERTER TC-1.4x」「Z TELECONVERTER TC-2.0x」に対応。「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S」をはじめ、今後投入予定のミラーレスカメラ用テレコンバーター対応交換レンズ各種とも組み合わせることができ、望遠レンズの撮影領域を拡大するとしている。

Z 50
Z 6
Z 7

また、パソコン用ソフトウェア「Webcam Utility(ベータ版)」は、オンライン会議が一般化しWebカメラの高まる需要に応えるため、ニコンのミラーレス・デジタル一眼レフカメラをWebカメラとして使用可能にするソフトウェア。Webcam Utility(ベータ版)をパソコンにインストールし、対応カメラをUSBケーブルで接続することで、高画質なWebカメラとしてオンライン会議に使用できるとしている。

パソコン用ソフトウェア「Webcam Utility(ベータ版)」

■公開時期
2020年8月上旬

■対応OS
Windows 10(64bit版)

■対応カメラ
Z 7、Z 6、Z 5、Z 50、D6、D850、D780、D500、D7500、D5600
今後発売のミラーレス・デジタル一眼レフカメラも対応予定