株式会社ニコンの子会社、株式会社ニコンイメージングジャパンは、「ニコンZマウント」を採用したフルサイズ(ニコンFXフォーマット)ミラーレスカメラ対応の大口径標準単焦点レンズ「NIKKOR Z 50mm f/1.2 S」を2020年12月に発売する。希望小売価格は税別281,200円。
NIKKOR Z 50mm f/1.2 Sは、NIKKOR Zレンズの「S-Line」に属し、開放F値1.2で美しく滑らかなボケを実現する大口径標準単焦点AFレンズ。絞り機構を中心に、前後対称型にレンズ群を配置するレンズ構成を大口径「Zマウント」により実現している。光を無理に屈折する必要がないため高い光学性能を発揮し、明るい開放F値1.2ならではの解像感と浅い被写界深度を活かした美しいボケを両立しているという。
「マルチフォーカス方式」を採用することで高速・高精度なAF性能を実現し、開放F値1.2の浅い被写界深度でも正確にピントを合わせることができる。また、開放F値1.2のレンズ交換式フルサイズ(ニコンFXフォーマット)デジタルカメラ対応交換レンズにおいて初めて「STM(ステッピングモーター)」を搭載し、動画撮影時の静音性や滑らかなフォーカシングが可能。開放F値1.2のレンズではピント合わせが難しいポートレート撮影や被写体に動きがあるシーンでは、カメラボディー「Zシリーズ」の「瞳AF」機能と組み合わせることで、瞳にピントを合わせ続けることができる。