キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、キヤノン製カメラをウェブカメラとして活用できるソフトウェア「EOS Webcam Utility」の無償提供を2020年9月下旬に開始する。

EOS Webcam Utilityは、レンズ交換式カメラEOSシリーズやコンパクトカメラPowerShotシリーズをウェブカメラとして活用できるPC用ソフトウェア。EOS Webcam UtilityをインストールしたPCとUSBケーブルで接続することで、対応カメラをウェブカメラとして活用できる。

EOS Webcam Utilityは、2020年4月にキヤノンUSAがベータ版として発表した「EOS Webcam Utility Beta」の正式版ソフトウェア。正式版では対応機種を拡大し、フルサイズミラーレスカメラ「EOS R5」や「EOS R6」を含む全41機種のカメラに対応するほか、対応アプリケーションを13のアプリケーションに拡大している。さらに、ソフトウェアを介さずにカメラの録画ボタンを押すだけで、ウェブ会議やライブストリーミング配信で使用している間にカメラ内の記録媒体に動画の録画保存が可能になったとしている。対応カメラは以下の通り(2020年9月17日時点)。

■一眼レフカメラ
EOS-1D X Mark III/EOS-1D X Mark II/EOS-1D X/EOS 5Ds R/EOS 5Ds/EOS 5D Mark IV/EOS 5D Mark III/EOS 6D Mark II/EOS 6D/EOS 7D Mark II/EOS 7D/EOS 90D/EOS 80D/EOS 70D/EOS 60D/EOS Kiss X10i/EOS Kiss X10/EOS Kiss X9i/EOS 9000D/EOS 8000D/EOS Kiss X9/EOS Kiss X8i/EOS Kiss X7/EOS Kiss X7i/EOS Kiss X5/EOS Kiss X90/EOS Kiss X80/EOS Kiss X70/EOS Kiss X50

■ミラーレスカメラ
EOS R5/EOS R6/EOS R/EOS Ra/EOS RP/EOS M6 Mark II/EOS Kiss M/EOS M200

■デジタルシネマカメラ
EOS-1D C

■コンパクトデジタルカメラ
PowerShot G5 X Mark II/PowerShot G7 X Mark III/Powershot SX70 HS

※2020年9月17日時点