キヤノンは、同社のデジタル一眼レフカメラEOS-1D X Mark IIIを対象に、以下の機能向上と修正を盛り込んだファームウエアVersion 1.2.1を公開した。同社Webサイトよりダウンロード可能。詳細は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
EOS-1D X Mark IIIファームウエアVersion 1.2.1
■このファームウエアの変更 (Version 1.2.1) は、以下の修正を盛り込んでいます。
- ファームウエア Version 1.2.0 にアップデートした一部のカメラ で、スマートコントローラーが反応しない、または反応しづらくなる現象を修正しました。
■なお、ファームウエア Version 1.2.1はファームウエア Version 1.2.0 の以下の機能向上と修正も盛り込んでいます。
- ブラウザーリモート使用時
・ブラウザー上の再生画面で、画像一覧表示の自動更新ができるようになります。
・ブラウザー上の撮影画面で、動画記録サイズおよびハイフレームレートの設定ができるようになります。
・ブラウザー上の撮影画面で、動画撮影モードの切り替えができるようになります。
・ブラウザー上の撮影画面で動画撮影ボタンを押すと、すぐにライブビュー映像が表示されるようになります。- 瞳AFの検出精度向上により、主被写体の人物の顔が今までより小さい状態からでも、瞳を安定的に検知することができるようになります。
- ファインダー撮影時、下記のいずれかの設定でシャッターが切れなくなる、またはカメラの操作ができなくなる現象を修正しました。
・ワンショットAFで、測距エリア選択モードをゾーンAF/ラージゾーンAF/自動選択AFに設定
・AIサーボAFで、スマートコントローラーによるAFダイレクト選択を設定
・操作ボタンカスタマイズで撮影機能の登録と呼出を割り当て- FTP転送時の接続性を改善しました。
- WFT-E9使用時のWi-Fi接続性を改善しました。
- 一部のCFexpressカードを使用した際にカードへアクセスする時間を改善しました。