株式会社エーディテクノは、MATRIX ELECTRONIC TECHNOLOGY社(AVMATRIX)のUSBビデオキャプチャーデバイスシリーズからSDI to USBビデオキャプチャー「UC1118」、HDMI to USBビデオキャプチャー「UC1218」、SDI/HDMI to USBビデオキャプチャー「UC2018」の3機種を2020年11月13日に発売する。希望小売価格は以下の通り。
- 「UC1118」:税別28,000円
- 「UC1218」:税別20,000円
- 「UC2018」:税別31,800円
USBビデオキャプチャーデバイスシリーズは、SDIまたはHDMI端子から最大1080p60までの映像信号をPCに転送できるUSBビデオキャプチャーデバイス。USB 3.1 gen1(USB 3.0)規格に対応した転送速度5GbpsのType-Cコネクタを採用し、映像信号の非圧縮、かつ低遅延での転送が可能だという。
また、WindowsやMac OS搭載の標準ドライバーにて映像や音声入力ができるUVC(USB Video Class)規格に対応し、プラグ&プレイでのシンプルな接続・操作を実現している。USBバスパワー駆動に対応し、電源も不要。その他、マイクや音楽などの音声を映像に重畳するオーディオエンベデッド機能を搭載している。ステレオミニジャック端子(3.5mm)経由で、2ch 48kHz音声信号を映像にエンベデッドし、映像と一緒にPCへ取り込むことが可能。
UC1118とUC2018の2モデルでは、SDI入力端子にイコライザ機能を搭載している。入力されるSDI信号はイコライズ処理でジッターを取り除き、ケーブル伝送中に減衰したSDI信号を3G-SDIで最長100m(5C-FB相当ケーブル)まで自動補償するので、正常な状態で受信することが可能となる。SDIまたはHDMI端子からPC(Windows/Mac OS)へ映像や音声を転送し、他社製ソフトウェア(OBS Studio/Skype/Zoom/YouTube Live/FaceTimeなど)を利用し録画・ライブ配信を簡単に行うことができる。