NHKは一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)と共同で、2020年11月18日よりオンライン開催されるメディア総合イベント「Inter BEE 2020 ONLINE」に出展する。

同社ブースページでは、「もっとリアルに、もっと近くに~新たなメディア体験を~」をコンセプトに、NHKのサービスや技術的な取り組みを4つのテーマで展示する。主な展示内容は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

  • 新4K8K衛星放送の魅力、さまざまな受信方法をわかりやすく展示
    新4K8K衛星放送の受信機は、ラインナップも豊富となり、出荷台数は590万台を超え、“4K・8K”がますます身近となっています。4K・8K放送の魅力やコンテンツなどを紹介するとともに、各ご家庭の現在の受信方法に応じた適切な4K・8K放送の受信方法を解説し、4K・8K放送への関心や理解を深めていただきます。
  • ネットを活用したサービス
    4月に本格的に開始した「NHKプラス」。総合テレビとEテレをインターネットで視聴できる番組同時配信・見逃し番組配信サービスです。基本的な使い方から、プレイリスト機能、見る人にやさしい工夫など、サービスの魅力を伝えます。「NHKニュース・防災アプリ」の紹介では、必要な情報をピンポイントで伝える工夫を解説します。また国際放送「NHK WORLD-JAPAN」のネット配信サービス、4月から本格的に開始した7言語による「自動翻訳生字幕サービス」などを紹介します。
  • 次世代のメディア
    2030~2040年頃には、2次元の映像コンテンツだけでなく、3DテレビやAR/VR技術を利用した映像など、多彩なコンテンツをさまざまなデバイスで楽しめるようになると予想されます。未来の多様な視聴スタイルを想定してNHKが研究開発を進めている技術を動画などで分かりやすく紹介します。また「手話CG自動生成システム」など、より多くの方に番組を楽しんでいただけるユニバーサルな放送サービスを目指した取り組みについても紹介します。
  • スタジオ・中継車8K制作ツアー
    スタジオや中継車での8K番組の制作の裏側を、360°画像の任意視点コンテンツで体験いただきます。普段はなかなか見ることができないスタジオの調整室や中継車の内部をVR映像で実際にご覧頂きながら、8K制作で使用している機材やさまざまな取り組みを紹介します。