パナソニック株式会社は、大判イメージセンサーによる高感度・高画質とコストパフォーマンスを両立したHDスタジオカメラ「AK-HC3900/AK-HC3900S」を2020年11月に発売する。また、カメラコントロールユニット(CCU)、リモートオペレーションパネル(ROP)、7型カラー液晶ビューファインダーも同時発売予定。希望小売価格は以下の通り。
- HDスタジオカメラ「AK-HC3900/AK-HC3900S」:税別3,000,000円
- カメラコントロールユニット(CCU)「AK-HCU250/AK-HCU250S」:税別1,450,000円
- リモートオペレーションパネル(ROP)「AK-HRP250GJ」:税別350,000円
- 7型カラー液晶ビューファインダー「AK-HVF75GJ」:税別700,000円
AK-HC3900/AK-HC3900Sは、11.14メガピクセルの大判イメージセンサーを搭載し、F10(2000 lx)の高感度でS/N 62 dB以上を確保しており、暗い照明のイベント会場でもノイズの少ない撮影を実現する。また、歪みを抑える低スキュー撮影や、色にじみを自動で抑える色収差補正機能など、ライブ撮影での使いやすさを追求しているという。
4Kアップグレード(有償)により、水平/垂直ともに解像度2000TV本の高画質4K出力に対応し、4K/HDRやITU-R BT.2020により、高輝度・広色域な映像表現を可能にする。4Kアップグレード時には、カメラコントロールユニット(CCU)AK-HCU250/HCU250Sと接続することで12G-SDI出力や3G-SDI Quad Link出力も可能。