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ATOMOSは、富士フイルムのラージフォーマットシステム「GFX100S」と、ATOMOSのHDMIフィールドモニター/レコーダー「NINJA V」がHDMI経由でのアップルProRes RAW収録に対応することを発表した。
富士フイルムのGFX100Sは、従来のGFX100よりもコンパクトなサイズを特徴とするラージフォーマットミラーレスカメラ。カメラ内で現像処理されていない動画RAWデータを用いることで、露出調整やカラーグレーディングなどを柔軟に行えるため、本格的な映像制作を可能としている。
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ATOMOSと富士フイルムは、ProRes RAWの全機能をユーザーに提供できる仕組みに取り組んでおり、ホワイトバランスとISOを完全にサポートするファームウェアアップデートを2021年夏に予定しているという。
アトモスのCEO、ジェロミー・ヤング氏は次のように述べている。
富士フイルムが、ATOMOSのモニターレコーダーに対応したRAW出力機能搭載の素晴らしいカメラをラインナップしたことに興奮しています。富士フイルムの卓越した色の長い歴史とアップルのProRes RAWコーデックは勝利の組み合わせです。
これに加えて、ポストの柔軟性を最大限に高めるために必要なすべてのカメラメタデータを追加することで、ProRes RAWのパワーをフルに活用できるようになることを約束します。
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