NewTek社は、ビデオリプレイおよびテレストレーションシステム「3Play 3P2」を発表した。本日より受注開始しており、希望小売価格は専用コントローラを含めて税込4,488,000円。
3Play 3P2の新しい機能には、入力数の増加、プレイリストの共有、関心領域(Area of Interest)のパン&スキャン、NewTek NDI Telestrator機能の搭載、クリップパブリッシングなどが含まれる。
3Play 3P2は、再生時のズームおよびトラッキング機能を搭載しており、複数の関心領域を選択し、ズームイン/アウトすることで、重要なプレーのキャプチャが可能。キーフレーム機能を使用すると、クリップをスクラブ再生して、重要なプレーのタイムコードをピンポイントで確認可能。
3Play 3P2は直感的な操作性と様々な機能を搭載した10チャンネルのリプレイソリューションで、8系統の外部入力と2系統の出力を搭載。入力8系統はNDIソースと、筐体に搭載された4系統のコネクタからのSDIソースを自由に組み合わせることができる。出力はそれぞれ独立して使用する他にも、SDIおよびNDIの両方に配信されるライブアニメーションや3Dワープのビジュアルトランジションなど、プレビュー/プログラムのワークフローと連動して出力することも可能だ。
また、NewTek社のライブ映像制作システムTriCasterとプレイリストを共有して、共同で作業をすることも可能。3P2とTriCasterのオペレーターは、NDIを介してネットワーク上で3Playのプレイリストを同期可能。これにより、スポーツ番組制作ワークフローの速度と柔軟性を向上させる、独自の連携を実現するとしている。