ROE Visual

ROE Visualの発表によると、2021年6月2日~6月4日まで開催された「Hibino VFX Studio」のオープンハウスが成功に終わったという。

同スタジオは、ROE Visualとの提携により、日本の映像制作者やプロデューサーにバーチャルな制作技術を駆使する機会を提供する。放送局やストリーミングサービス、映画などで活躍する数多くのプロデューサーやディレクターがオープンハウスの日に参加したことで、スタジオの能力をアピールする絶好のプラットフォームとなったとしている。

ヒビノは、日本国内の複数の場所に、より完全な設備を備えたスタジオを設置することで、日本におけるインカメラVFXの可能性を高めていきたいと考えている。スタジオで実際に撮影を体験することで、他社にもインカメラVFXの技術を知ってもらう良いきっかけになるという。

ヒビノ株式会社 取締役 常務執行役員 芋川淳一氏は、東京のスタジオに採用された新型LEDパネル「Ruby RB1.5F」の品質の高さを評価した上で、来場者の反応が良かったことを述べている。

芋川氏:新しいフリップチップLED技術を採用したRuby RB1.5Fは、これまでの常識を覆すものです。この素晴らしいLEDスクリーンを日本中のスタジオに設置するのが待ち遠しいです。

ROE Visual社のセールス・ディレクターであるグレース・クオ氏は次のようにコメントしている。

クオ氏:ヒビノのオープンハウス成功を目の当たりにして、感謝と興奮を覚えています。両社は共に成長し、新たな開発の最前線にいるといえます。

ROE Visual
ヒビノの芋川淳一氏、 ROEのジェイソン氏とグレース氏

芋川氏:過去10年以上にわたり、私たちはROE Visual社と良好な関係を築いており、ディスプレイ供給のニーズに大きく依存するようになりました。私たちの市場からの要求と私たちのアイデアを共有することで、カスタマイズされたものであれ、標準的なものであれ、常に素晴らしい製品を生み出してきました。

ROE Visualは、完璧な製品を製造し、常に一歩先を行くサービスを提供してくれます。私たちは、お互いの発展のために努力を続けています。そして、ROE Visualとともに今後何年にもわたって業界の水準を高めていきたいと思っています。