エーディテクノ、Blustream社のAV over IPマルチキャスト製品を発売

株式会社エーディテクノは、AVシステム機器メーカー・Blustream社のAV over IPマルチキャスト5製品を2021年9月16日に発売する。希望小売価格とラインナップは以下の通り。

  • 「IP200UHD-TX」マルチキャストUHDトランスミッター:税込88,000円
  • 「IP200UHD-RX」マルチキャストUHDレシーバー:税込88,000円
  • 「IP50HD-TX」コントラクターFHDトランスミッター:税込49,500円
  • 「IP50HD-RX」コントラクターFHDレシーバー:税込55,000円
  • 「ACM200」アドバンスドコントロールモジュール:税込71,500円
エーディテクノ、Blustream社のAV over IPマルチキャスト製品を発売
IP200UHD-TX/IP200UHD-RX

IP200UHD-TX/IP200UHD-RXマルチキャストシリーズは、TCP/IPなどのネットワーク通信プロトコルを用いて、4K HDMI信号を低遅延で伝送可能。独自のロスレス圧縮技術を採用しており、HDMI、IR、RS-232、USB/KVM信号を最大100M、LANケーブルを使用する。伝送は、ネットワークスイッチを介した事実上無制限台数のマトリックス伝送やビデオウォール表示構成のほか、1対1伝送やLANケーブルでのデイジーチェーン接続を行った1対多伝送が可能。主な特長は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

  • ACM200を採用することでソフトウェアまたは、ウェブGUIでの自動システム構成と設定
  • PCや設定ソフトウェアなしでも基本的な設定が可能
  • VLAN設定や深いネットワーク知識は不要
  • HDRを含んだ4K UHD映像の入力と100m伝送に対応
  • 低遅延(1フレーム)で高画質イメージを伝送
  • レシーバー本体にビデオスケーラ内蔵で各ディスプレイに合わせたフォーマット出力
  • 事実上無限大に送受信機数を拡張
  • レシーバーにループアウトRJ-45端子を搭載しデイジーチェーン接続を実現
  • ビデオ、オーディオ、IR、RS-232、USB/KVM信号の個別ルーティング固定機能
  • PoE対応でネットワークスイッチからの電源供給に対応
  • レイヤー3(L3)ネットワークスイッチでの利用
エーディテクノ、Blustream社のAV over IPマルチキャスト製品を発売
IP50HD-TX/IP50HD-RX

IP50HD-TX/IP50HD-RXコントラクターシリーズは、1080P AV over IPビデオシステムを低価格で実現。H.265ソリューションを採用し、100Mbpsの低帯域幅ネットワークスイッチからマネージドネットワークスイッチまで、設置する規模や環境に合わせて利用可能。ネットワークスイッチを介したマトリックス伝送の他、LANケーブルでの1対1伝送に対応する。主な特長は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

  • ネットワークを介してビデオやコントロール信号を伝送
  • LANケーブル1本でHDMI信号を最長100m伝送
  • アンマネージドスイッチ利用でのユニキャスト伝送
  • マネージドスイッチ利用でのマルチキャスト伝送
  • 最大フルHD1080p60の伝送に対応
  • HDMIループアウト端子搭載でディスプレイへの接続やカスケード接続に対応
  • PCM2.0chオーディオ伝送
  • ビデオ、オーディオ、IR、RS-232、USB/KVM信号の個別ルーティング固定機能
  • PoE(Power over Ethernet)対応でネットワークスイッチからの電源供給に対応
  • HDCP1.4準拠&EDIDマネジメント機能搭載
  • アナログオーディエンベデッド&ディエンベデッド機能
  • DC電圧入力対応(12V/1A)※ACアダプター別売
  • 2つの動作モード
    ―マトリックス伝送(100Mbps以上のネットワークスイッチが必要)
    ―1対1HDMI延長(ネットワークスイッチ不要)
エーディテクノ、Blustream社のAV over IPマルチキャスト製品を発売
ACM200

ACM200アドバンスドコントロールモジュールは、マルチキャストシリーズ及びコントラクターシリーズのビデオ配信用ネットワークと、その他の業務用ネットワークとをブリッジ接続可能にする。また、TCP/IP、RS-232、IR経由でサードパーティコントロールシステムへ統合可能。

さらに、マルチキャストシステムの自動システム構成や設定、コントロールをウェブインタフェース経由で提供し、ドラッグ・アンド・ドロップでの映像ソース選択やビデオプレビュー、各送受信機端末のIR、RS-232、USB/KVM、オーディオ、ビデオソースを個別にルーティングする機能を搭載している。

その他、マルチキャスト製品の設定を簡素化でき、 信号切り替えやシステム構成も、iOS/Android専用無償アプリ「ドラッグ・アンド・ドロップTV」で直感的な制御が行える。 主な特長は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

  • マルチキャストシステムの設定やコントロールをウェブGUIで提供
  • 「ドラッグ・アンド・ドロップ」による直感的な表示ビデオ操作やモニタリング
  • ユーザ権限機能による操作権限割り当て
  • IR、RS232、USB/KVM、オーディオ、ビデオ信号の個別ルーティング固定機能
  • ネットワークシステム設定の簡素化
  • 2つのLANポートを搭載しビデオ配信用と業務用等他の用途向けネットワークスイッチをブリッジ接続
    ―各ネットワークスイッチでのトラフィックパフォーマンスを最適化
    ―複雑な設定不要
    ―LANポート毎に個別IPアドレス保持
    ―マルチキャストシステムでのシンプルなTCP/IPコントロールを提供
  • Control4、Crestron、RTI、Push、ELAN、URC、Savant、DemoPad等のサードパーティコントロールシステムへの統合
  • RS232やIR経由での外部システムからのマルチキャストシステムコントロール
  • 最大9×9迄のビデオウォール表示コントロール
  • ネットワークスイッチからのPoE電源で動作
  • DC12V/1A)入力対応ACアダプター別売
  • コントロールアプリを無償提供(iOSとAndroidに対応)