キヤノンは、デジタルカメラ用アクセサリーの新製品4機種を2021年11月下旬より順次発売する。ラインナップと希望小売価格は以下の通り。
- 指向性ステレオマイクロホン「DM-E1D」:2022年3月中旬発売 税込37,500円
- スピードライトトランスミッター「ST-E10」:2021年11月下旬 税込16,500円
- マルチアクセサリーシューアダプター「AD-E1」:2021年11月下旬 税込5,380円
- スマートフォンリンクアダプター「AD-P1」:2022年2月下旬 税込8,780円
「EOS R3」以降に発売を予定しているレンズ交換式デジタルカメラでは、高度な通信機能やアクセサリーへの電源供給を備えた次世代の「マルチアクセサリーシュー」を採用することで、アクセサリーの高機能化や小型化などを実現し、撮影時の利便性を高めるとしている。
カメラからの電源供給が可能な指向性ステレオマイクロホン「DM-E1D」
マルチアクセサリーシューを介して、カメラから電源供給でき、マイク電池残量を気にせず、動画撮影やライブ配信が可能。また、用途に合わせた収音範囲の異なる3種類の録音方法が選べ、外部電磁波の影響を受けにくいデジタル音声出力に対応することで、ノイズを抑制する。
外部ストロボ用の小型・軽量なスピードライトトランスミッター「ST-E10」
カメラからの電源供給により電池が不要で、小型・軽量ボディを実現。障害物や外光の影響を受けにくい電波通信を採用しており、最大約30m先に離れた外部ストロボを5グループ、15台まで遠隔制御するストロボ撮影が可能。撮影の設定は、カメラやスマホから変更可能。
従来のアクセサリーを使用可能とするマルチアクセサリーシューアダプター「AD-E1」
従来のアクセサリーシューに対応したストロボなどの7機種のアクセサリーを、防じん・防滴性能を維持したまま、マルチアクセサリーシュー搭載カメラで使用可能。
USB接続による高速通信が可能なスマートフォンリンクアダプター「AD-P1」
マルチアクセサリーシュー採用のカメラにスマホを固定し、カメラとスマホを専用ケーブルで接続可能。ホールディングなどのカメラの操作性向上に加え、USB接続による高速通信が可能。