アビッドは、Media Composer v2021.9を公開した。My AvidマスターアカウントやAvidリンク、ダウンロードセンターよりダウンロード可能。
主な変更点は、メッセージのアップデート、ビンフレームビューのデフォルトの変更、インストール後の再起動が不要、Move Clip Leaves Filler、ビンコラム列幅調整の改良の5つ。
メッセージがアップデートは、Media ComposerがAvid NEXISまたはAvid ISIS以外のストレージに接続されているときに、メッセージを表示するように改善。主にMedia Composerをアップデートしたとき、共有プロジェクトを開いたとき、 新規プロジェクトを作成したときに表示されるようになった。
ビンフレームビューのデフォルトの変更され、クリップカラーが設定されているときにサムネイルをその色で縁取るように変更された。このバージョン以降、新しいユーザーを作成した場合、この設定がデフォルトになるという。
macOSでMedia Composerをインストールしたときに再起動が不要に変更になった。
シークエンス内で上下トラック間でクリップを移動するとき、フィラーを含めるかどうかを「タイムライン」 メニューから設定できるようになった。このオプションを選択すると、メニュー横にチェックマークが付き、再度選択するとチェックマークが外れる。
ビンコラムの列幅が自由に変更できるようになった。ビンヘッダーの境界線をドラッグすることで列幅を変更可能。ビンを保存するかビンを閉じると、その設定が保存される。境界線をダブルクリックすることで、そのコラムに含まれているすべての情報が表示されるように自動的に列幅を変更できるとしている。