富士フイルムは、新たな防振機構と超高倍率107倍ズームを備えた4K対応放送用レンズ「FUJINON UA107x8.4BESM」と、大型液晶パネルを採用したズームデマンド「FUJINON ERD‐50A-D01」を2021年11月下旬に発売する。希望小売価格はオープン。
UA107x8.4は、焦点距離8.4mm-900mmをカバーする107倍の超高倍率ズームを備えた4K対応放送用レンズ。従来モデルより性能を向上させた防振機構を搭載。風や足場の揺れによる映像のブレをタイムラグなく的確に補正し、安定した映像撮影を実現。さらに、新たに内蔵した液晶パネルを操作して、撮影機能の詳細なカスタマイズを行える。
ERD-50Aは、視認性の高い液晶パネルや4方向のレバー操作が可能なボタンを採用し、直感的かつシンプルな操作性を実現したズームデマンド。UA107x8.4との組み合わせでは、撮影シーンに最適なズームカーブを200種類から選択でき、スポーツ中継では、迅速かつ正確なズームにより素早く被写体にクローズアップし臨場感溢れる映像を、音楽ライブ中継では、超スローかつスムーズなズームにより表現力に富んだ映像を撮影可能だとしている。
また、お好みの機能をAUXボタンに割り当てることが可能。さらにAUXボタンに割り当てた機能や、防振機能のON/OFFなどを撮影中も確認できる。