DJIは、アクションカメラの「DJI Action 2」を発売した。DJI Action 2は2種類のコンボがあり、ラインナップと希望小売価格は以下の通り。
- DJI Action 2 Dual-Screenコンボ:税込63,800円
- DJI Action 2 Power コンボ:税込49,500円
DJI Action 2カメラユニット、フロントタッチ画面モジュール、磁気ストラップ、磁気ボールジョイントアダプターマウント、磁気アダプターマウントを同梱
DJI Action 2カメラユニット、電源モジュール、磁気ストラップ、磁気アダプターマウントを同梱
重量56gのDJI Action 2は、コンパクトなボディにモジュラー設計が施され、携帯性に優れた形状を実現。ヘルメットにカメラを装着しマウンテンバイクで滑走するFPV映像、サーフボードに取り付けブレイクする波をテイクオフする瞬間、衣類に装着し、初めて訪れた街の様子をハンズフリーで収めたタイムラプス映像など、さまざまなシーンを撮影できる。
Vlogからエクストリームスポーツの撮影まで、Action 2は防塵性、防水性、耐衝撃性の3つを備え、過酷な状況での撮影でも堅牢性を発揮できるという。
DJI Action 2にはカメラユニットに加え、フロントタッチ画面モジュール、電源モジュール、取り付け用周辺機器があり、素早く交換が可能。
DJI Action 2のタッチ画面は、撮影中操作しやすいように設計。カメラユニットには背面に1.76インチのOLEDタッチ画面を搭載。その底部にフロントタッチ画面モジュールを磁気ロックで取り付ければ、前面に配置されたOLED画面でも映像を確認でき、セルフィーやVlogを簡単に撮影可能。
ゴリラガラスを使用したタッチ画面は、触覚フィードバックを使い、より高精度の操作が可能で、カメラ設定をすばやく調整可能。SnapShot機能を使えば、電源ボタンを押してカメラの電源を入れると、1秒で撮影を開始できる。
1/1.7インチセンサーで細部まで鮮明な4K120fps動画を撮影でき、超広角155°FOVにより目の前に広がる風景全体をフレームに収め、迫力ある映像を撮影可能。新たに搭載された色温度センサーで、複雑な照度環境下や水中での撮影でもリアルな色調を再現し、自然で鮮やかな色合いを実現できる。
DJI Action 2は前モデルに引き続き、アップグレードしたDJI独自の電子式映像ブレ補正(EIS)技術RockSteady 2.0を搭載。また、新機能HorizonSteadyは、ダイナミックな動きの瞬間でも、映像の水平位置をキープしながら今までにない滑らかな映像を撮影可能。
DJI Action 2のカメラユニットは単体でのバッテリー駆動時間が70分あり、フロントタッチ画面モジュールに接続すると160分、電源モジュールに接続すると180分まで延長できる。
DJI Action 2をフロントタッチ画面モジュールに接続すると、DJI Pocket 2に搭載されているDJIマトリックスステレオ技術を使用することが可能。カメラユニットにある1つのマイクと、フロントタッチ画面モジュールにある3つのマイクが全方向からの音声を録音し、臨場感ある音声で再生できるという。
DJI Action 2には、以下のインテリジェント機能が搭載されている。
- スローモーション:動画をスローモーション撮影:4K/120fps:4倍、1080p/240fps:8倍)すると、一瞬の出来事を詳細に表示することが可能
- タイムラプス&ハイパーラプス 早送りの世界に迷い込んだようなユニークな映像が可能。ハイパーラプス撮影中、通常速度の録画に切り替えたり戻したりすると、さらに創造的な映像を作り出せる
- QuickClip:SNS投稿に合った10秒/15秒/30秒の短いショートビデオを撮影することができる
- ライブ配信1080p/30fps の安定したストリーム出力でライブ配信を放映できる
- UVC DJI:Action 2をパソコンのUSBビデオクラスUVC)として利用し、ビデオ会議やゲーム中継用に高品質の動画を撮影可能
DJI Action 2をWi-FiまたはBluetoothでモバイル端末上のDJI Mimoアプリに接続すると、カメラのライブ映像の確認や様々なストーリーテンプレートの使用など使用できるという。この機能は自動でトランジションや音楽を追加して、SNSにシェアしたくなるような動画を作成可能としている。
また、さまざまなモジュールやアクセサリーを用いれば、あらゆる撮影シーンにも対応できるという。