ソニーは、FX9の無償アップデート「Ver.3.00」を公開した。同社Webサイトよりダウンロード可能。

同ファームウェアにより、イメージスキャンモードの選択肢を追加。 また、Ethernet経由によるS700プロトコルに対応した。また改善点として、オートフォーカス機能、ステータス画面の機能、ネットワーク機能のユーザー/パスワード管理が挙げられる。

そのほかにも、Camera ID+Reel#形式のファイル名を扱えるようになった。ビューファインダーでのDe-Squeeze表示や、HDR撮影時のビューファインダー簡易SDR表示にも対応する。プロキシファイルのメタデータ情報を拡張できるようになり、プロキシファイルの分割記録・転送も可能となった。さらに、C3 Portal Appを用いたC3 Portalとの簡単接続にも対応したとしている。

アップデートの詳細は以下の通り。

■アップデート内容

  1. イメージスキャンモードの選択肢を追加
  2. S16㎜2K相当のスキャンモードを搭載し、B4レンズでの撮影に対応。また、純正のレンズアダプタ及びXDCA-FX9と併せて運用することで、B4レンズのサーボコントロールやALAC(自動色収差補正)などにも対応。

  3. Ethernet経由によるS700プロトコルに対応
  4. S700Pプロトコルにより、ネットワークスイッチを経由したRCP-3501などからのリモートコントロールが可能となった。

  5. オートフォーカス機能の改善
  6. ステータス画面の機能改善
  7. Camera ID+Reel#形式のファイル名に対応
  8. ビューファインダーでのDe-Squeeze表示に対応
  9. アナモフィックレンズ運用時にビューファインダー上でのDe-Squeeze表示が可能になった。

  10. HDR撮影時のビューファインダー簡易SDR表示に対応
  11. プロキシファイルのメタデータ情報を拡張
  12. プロキシファイルの分割記録・転送に対応
  13. C3 Portal Appを用いたC3 Portalとの簡単接続に対応
  14. ネットワーク機能のユーザー/パスワード管理を改善