ROE Visualは、日本を拠点とする子会社「ROE VISUALJAPAN」を開設した。本格的な販売やサポートの一環として、新たな子会社の開設を図ったという。
ROE Visual Japanのオフィスは東京都中央区の八丁堀にあり、新しいオフィスには最新のLED製品を備えたショールームを含め、260平方メートルを超える広さを誇るという。打ち合わせやサポート、テスト施設を併設し、日本のチームは各地域のオフィスまたはオンサイトのいずれかからクライアントにサービスやサポートを提供できるとしている。
ROE Visualは現在、中国の深センに販売およびサポート拠点を構え、ヨーロッパ市場ではオランダのレーク、北米市場では米国のチャッツワースでサービスを提供し、香港では修理およびサービスセンターを運営している。ROE Visual Japanの設立は、ROE Visualが世界規模で拡大することを意味しているという。
特に日本は過去10年間で重要な史上になりつつあり、米国やヨーロッパに次ぐより重要で影響力のある市場の1つに成長しつつあるとしている。同社はヒビノ、RAY、+ZERO、光和、サウンドクルーなどのレンタル業界の有名なパートナーと長期的な関係を築いている。
ROE Visual Japan副社長の主浜鉄平氏は次のようにコメントしている。
サービスとサポートパッケージを国内のクライアントに提供できることに興奮しています。高品質のサービスの提供やサポートを拡大も可能です。日本は顧客基盤が拡大中で、最適なソリューションを迅速かつ効率的に提供することが最も重要と考えています。
ROE Visual セールスディレクターのGrace Kuo氏は次のようにコメントしている。
ROE Visual Japanを設立することは、クライアントと緊密な関係構築や維持する絶好の機会です。私たちは日本のすべての顧客に利用可能な最高のサポートを提供するよう努めています。
現在、ROE Visual Japanはすでにテスト運用を開始しており、今後2年間で会社のローカリゼーションを完了する計画中で、日本のレンタル市場で主導的な地位を維持しながら、固定設置およびバーチャルプロダクションのプロジェクトで事業量を拡大することを期待しているという。