キヤノンは、業務用18型4K HDRディスプレイ「DP-V1830」を2022年2月4日に発売することを発表した。希望小売価格はオープン、市場想定価格は税込165万円。以前、2022年1月中旬に発売としていたもの。
同製品は、キーデバイスである高画質ディスプレイ用エンジン、高精度アルゴリズム、パネルおよびバックライトシステムを刷新し基本画質性能を大幅に向上させた業務用18型4K/HDRディスプレイ。HDR規格基準を満たしながら、放送局の中継車や副調整室などスペースの限られた場所での運用にも適した18型の薄型・軽量を実現している。
HDR映像制作の基準となる最大・全白輝度1,000cd/m2を実現しながら、高画質エンジンの性能向上により、より緻密なバックライト制御が可能。明部と暗部の境界でもめりはりの利いた高コントラストな映像表示を実現できるとしている。これにより、放送や映画の映像制作において重要な黒の表現力が高まり、夜景や花火など明部と暗部が混在するシーンでも、暗部の色の階調を正確に表現し、暗部の深い黒沈みと明部の両立させた表示が可能だという。