アビッド「NEXIS | EDGE」発表メイン写真

アビッドは、共同制作ソリューション能力を拡張した新製品「Avid NEXIS | EDGE」を発表した。Avid NEXIS | EDGEは、「Media Composer | Enterprise」のサブスクリプションに含まれ、「Avid NEXIS | EDGE Webクライアント」と「Premiere Pro Editing Connector」はオプションのサブスクリプションとして利用可能となる。

この新しいソリューションは、メディアプロキシと共有ストレージ「Avid NEXIS」の機能強化により、ポストプロダクションワークフローの機能を拡張し、安全な接続を使用してどこからでも作業ができるようになる。Avid NEXIS | EDGEを使用すると、チームはオンプレミスで作業をする時と同じツールと機能を使用して、世界中のどこからでも接続やコラボレーションが可能になるという。

Avid NEXIS | EDGEを使用すると、制作チームは人材確保を簡単に拡張できるようになる。Avid NEXIS | EDGEのWebクライアントを使用すると、エディター、プロデューサー、ショーランナー、制作アシスタントがAvid NEXISを活用できると同時に、幅広いクリエイティブチームやポストプロダクションチームがシームレスにコラボレーション、メディアの検索、プロジェクトの整理、ストーリーボードの作成、クリップの編集、コンテンツのレビューが可能になる。

Adobe Premiere Proを使用しているエディターは、Premiere Pro Editing Connectorオプションで、Avid NEXIS | EDGE にアクセスすることが可能だ。

アビッド「NEXIS | EDGE」発表説明写真

Avid NEXIS | EDGEとMedia Composer | Enterpriseの相互作用により、メディアアクセス、編集ツール、レビューと承認機能などのユーザー権限を、シンプルかつ一元的に、ユーザーの役割により管理することが可能。この独自の機能により、インターンからプロデューサー、ショーランナー、クラフトエディターまで、すべてのチームメンバーに合わせて、カスタマイズされたユーザーインターフェースを提供することができる。

アビッドのプロダクト・マネージメント統括責任者であるデイビッド・コラントゥオーニ氏は次のようにコメントしている。

Media Composer のエディターは、ツールやワークフローの範囲をリモートの場所に拡張すると同時に、他のチームメンバーとの連携を確保する方法を必要としています。これこそが、Avid NEXIS | EDGE が提供するものであり、さらに多くの機能を提供します。

Avid NEXIS | EDGE は、Avid のポストプロダクション・ツールスイート全体を1つのソリューションに直接統合することで今抱えている課題を軽減し、これにより、チームが既存のワークフローと使い慣れたツールセットを使用して、どこからでもシームレスに作業できるようになります。