Adobe Creative Cloud動画関連製品アップデートメイン画面

アドビは、Adobe Creative Cloud動画関連製品向けの最新アップデートを提供開始した。Premiere Proはバージョン22.2に更新し、新たに「音声のテキスト化のオフライン対応」やビデオコンテンツに合わせて音楽のタイミングを調整する「リミックス」機能を盛り込んだ。

音声のテキスト化がより使いやすく、高速化へ

1つ目のアップデートの目玉は音声のテキスト化で、オフライン対応と最大3倍高速化する。音声のテキスト化は2021年7月にリリースして好評の機能だが、これまでは文字起こしを実行するにはインターネットへの接続が必要であった。今回のアップデートでは事前に言語パックをPCにインストールをしておくことで、オフラインでも実行できるようになる。

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音声のテキスト化は現在13ヶ国語に対応し、すべての言語で言語パックのダウンロードが可能。各言語パックは大容量であるために、必要な言語のみを選択してインストールできる。また、書き起こしの処理は、オフラインに対応することで最高3倍の高速化を実現できるという。

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言語メニューにクラウドマークが追加され、言語パックがダウンロード可能
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Premiere Proの新機能「リミックス」

2つ目のアップデートの目玉は、オーディオの「リミックス」機能。Adobe Maxのタイミングでベータ版としてリリースをしていた機能を、正式版としてリリースした。映像の尺に楽曲を作っていなくても、Adobe Senseiの技術を使って楽曲クリップを自動的に指定した長さにアレンジしてくれる。

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映像は約30秒だが、使いたい楽曲は約60秒だとする
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Rippleツールの中に新しく搭載したリミックスツールを選択し、楽曲を映像と同じ尺に設定
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楽曲を分析して、自動的に動画の尺に合わせてくれる
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「EOS R5 C」のサポートや10ビット4:2:2 HEVCの書き出しが最大10倍高速化

3つ目のアップデートの目玉は、2022年1月下旬にキヤノンから発表された「EOS R5 C」のサポートで、8KのHEVCや新Cinema RAW Lightに対応する。また、インテルまたはNVIDIAを搭載したGPUやWindowsシステムで10ビット4:2:2 HEVCの書き出しが最大10倍高速化を実現できるようになる。さらにGPU高速化に対応したリニアワイプ、ブロックディゾルブのエフェクトを搭載し、これまで時間がかかっていていた処理をスムーズ化できるとしている。

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