YoloLivは、YoloBox Pro最大となるアップデートv1.7.0をリリースした。同アップデートでは、最適化された自動切り替え(自動切り替え2.0)、60fps、より多くのグラフィックオーバーレイ、カウントダウンタイマーのオーバーレイのバックグラウンドミュージックなど、ビデオ制作をレベルアップする機能が搭載されている。
自動切り替え2.0
自動切り替え2.0は、ループ機能を追加し、前バージョンv1.6.0をベースにメインソースを指定した自動切替順序を再定義する。例えば、ビデオソースの順番を1、2、3とし、ソース4をメインソースとして順次自動切り換えを選択した場合、「ループ」機能を有効にすると、自動切り換えの順番は1、4、2、4、3、4となり、繰り返されるようになる。
60fpsストリーミング
また、「設定」→「エンコード設定」→「FPS」で、48fps、59.94fps、60fpsなどのオプションが追加された。サポートされている最大フレームレートは60fps。30fpsを超える高ビットレートではより多くのCPUパワーが必要となるため、画質に影響を与えないよう、30fpsを超えるフレームレートのHDMIビデオは1本のみとすることが推奨されている。
グラフィックオーバーレイの追加
タイトルオーバーレイとソーシャルオーバーレイの2種類のグラフィックオーバーレイが追加された。「タイトル」には4つのビルトインオーバーレイテンプレートがあり、コーナー半径、水平パディング、垂直パディング、調光カラー、調光レベル、方向など、多くの新しいスタイリングオプションがある。
カウントダウンタイマーオーバーレイのバックグラウンドミュージック
ソーシャルオーバーレイは、ソーシャルメディアへの登録者を増やすのに有効だという。テンプレートが内蔵されており、Facebook、Twitter、YouTube、LinkedIn、Instagramからロゴを選択するか、SDカードからアップロード可能。
昨年のリリース以来、よく使用されているというカウントダウンタイマーオーバーレイは、今回のアップデートではライブ配信向けにBGMが追加された。BGMはデフォルト(Aaron Pareckiのものと同じ)だが、タブ「オーディオ」>「プログラム」でオン/オフ、音量調整が可能となっている。