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[PowerTake ユーザーインターフェース]エディットモード:再生するクリップや並び順を設定する仕込み、修正モード

ビジュアル・グラフィックス株式会社(以下:VGI)は、Blackmagic Design社のHyperDeck Studioの再生コントロールをLAN経由で実現するWindows PC用アプリケーション「PowerTake」を2022年5月下旬に発売する。希望小売価格はオープン。

PowerTakeは、Windows上で動作するプレイアウトソフトウェアで、LAN経由で接続したHyeprDeck StudioにあるクリップファイルをGUIベースの操作パネルで再生コントロールを実現。ユーザーは操作パネル(パレット)上に、HyeprDeck Studioのクリップファイル(Apple ProRes形式)を"クリップボタン"として登録、並べることで自由に再生順序を指定し、プログラム再生や繰り返し再生などを直感的に操作可能だという。

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「PowerTakeユーザーインターフェース」プレイモード:再生専用モード

また、HyperDeck StudioのHDMI出力をUSB-HDMIキャプチャデバイス(他社製品、別売)を使ってPowerTakeがインストールされたPCと接続することで、HyperDeckの再生映像をクリップボタンのサムネイルとして登録できる機能を搭載。プログラマと操作担当が分かれる現場においても、わかりやすい操作パネル(パレット)を用意することで、操作ミスを防ぐとしている。

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PowerTake接続例

また、PowerTakeはHyperDeck Studioを最大4台まで制御でき、個別の操作はもちろん、ワンクリックで複数台のHyperDeck内のファイル同時再生も可能となっている。ライブ会場、配信時のプログラムソースや、企業プレゼンテーションや大型ビジョン向けの再生ソースのコントロール等、HyperDeck Studioの利用範囲を拡げるツールとして活用できるという。

(以下、プレスリリースより引用)

PC動作環境

  • CPU Intel Core i5 2.0GHzと同等以上
  • メモリ8GB 以上
  • システムディスク容量 1TB以上
  • USB3.0 2ポート
  • Gigabit NIC 1ポート
  • 解像度 1024×768以上(推奨1920×1080)
  • Windows10 Pro 64bit / Net Framework 4.6.2以上

対応HyperDeck Studio

  • HyperDeck Studio mini
  • HyperDeck Studio HD Mini/HD Plus/HD Pro/4K Pro

※HyperDeck Studio Pro/12Gでは、一部制限があります。

動作確認済USB-HDMIキャプチャデバイス

  • I-O DATA製 USB HDMI変換アダプター GV-HUVC