富士フイルム株式会社は、独自の色再現技術による画質と小型軽量を実現するミラーレスデジタルカメラ「Xシリーズ」用交換レンズ「XFレンズ」の最新の開発ロードマップを公開した。今回のロードマップでは、大口径中望遠単焦点レンズ・標準マクロレンズ・超広角単焦点レンズの3本が新たに加わった。
同社は、「XFレンズ」のラインアップ拡充により、「Xマウントシステム」の高画質と高機動性を追求してきたという。今回、新世代「大口径プライム」シリーズに中望遠単焦点レンズを追加。新世代「大口径プライム」シリーズがカバーする焦点距離を広角18mm(35mm判換算:27mm相当)~中望遠56mm(35mm判換算:85mm相当)へと広げた。
また、小型軽量タイプの「コンパクトプライム」シリーズにも標準マクロレンズと超広角単焦点レンズの2本を加え、同シリーズによる撮影領域をさらに拡大。「Xマウントシステム」の機動性を生かした多様な撮影ニーズに対応していくとしている。
大口径中望遠単焦点レンズ「XF56mmF1.2」
さらなる高画質を追求した新世代「大口径プライム」シリーズの中望遠レンズ。焦点距離56mm(35mm判換算:85mm相当)とF値1.2の明るさを有し、ポートレート撮影に最適だとしている。
標準マクロレンズ「XF30mmF2.8 R Macro」
標準画角を持つコンパクトなマクロレンズ。日常的に携帯しやすい小型軽量レンズで、スナップ・風景・ポートレート撮影のほか、料理や小物アクセサリーのテーブルフォトまで幅広い撮影シーンを1本でカバーする。
超広角単焦点レンズ「XF8mmF3.5」
「XFレンズ」の単焦点レンズとして最広角となる焦点距離8mm(35mm判換算:12mm相当)を備えた、コンパクトな超広角単焦点レンズ。超広角でありながら小型軽量デザインで、日常的に持ち歩いて使用するのに最適だという。
同社は、今回開発ロードマップに示した3本を加えた42本の製品ラインアップで、多様な撮影ニーズに応えていくとしている。