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Blackmagic Designによると、カンボジアのPour un Sourire d’Enfant(PSE)Film Schoolが、ATEM MiniとBlackmagic Pocket Cinema Camera 6Kを使用し、同校の学生に対して最も高度な映画およびビデオテクノロジーを用いた授業を行なっているという。また、同校では、DaVinci Resolve Studioも使用している。

プノンペンにあるPSE Institute for Vocational Trainingの系列校である同校は、撮影およびポストプロダクションの授業を行なっており、カンボジアで3校の教育センターを展開する親組織であるPSEに属する学校だ。カンボジア国内に600名以上の職員を抱えるPSEは、カンボジアの最も貧しい層の子供たちに対して、貧困から抜け出し、スキルを身に着けるために、カンボジアの労働・職業訓練省および文化・美術省により認定されている3年間の学士号教育を提供している。

PSEは、貧困に苦しむ子供たちが困窮から抜け出すことができるように尽力しており、高いスキルを要する、賃金の良い仕事を得るためのサポートをそれぞれの子供に対して始めから終わりまで提供している。これは、恵まれない子供たちに職業訓練を行うことで、カンボジアの社会に尊厳を持って参加できるようにすることを目的としたプログラムの一環である。1995年以来、PSEは1万2000人以上の子供たちを貧困から救い出しており、現在6000人以上がPSEのプログラムに在籍している。

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PSE Film Schoolは、親組織であるPSEの創設者たちにより、成長を続けるカンボジアの映画・テレビ業界に貢献できる人材を育成することを目的に2012年に設立された。同校はプノンペンを拠点としており、映画、テレビ広告、演劇のあらゆる側面をカバーする授業を行なっており、配信、イベントの撮影、ドキュメンタリー、SNS、短編映画、ミュージックビデオの制作などの授業も徐々に追加している。PSE Film Schoolの学部長であるニコラ・サクレ氏は次のようにコメントしている。

サクレ氏:創設者であるクリスチャン・デ・パリエー(Christian des Pallieres)は映画愛好家で、クメール映画の成長に寄与する学校がカンボジアに存在しないことを残念に思っていました。近年、若者は映画やビデオにより興味を持つようになっています。また、新しい作品や映画が次々に制作されており、高い需要に応えるために、多くのことが急激に変わりました。そういった背景に基づき、学生が卒業後すぐに就職できるように、最も高品質な製品を導入した施設を作りたいと考えたんです。

PSE Film Schoolは、2016年にカラーコレクションの授業を始めた際に、DaVinci Resolve Studioを導入した。それ以来、同校ではポストプロダクション・ソフトウェアとしてDaVinci Resolve Studioのみを使用している。

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サクレ氏:DaVinci Resolveには、編集、音響、VFX、カラーグレーディングの機能が含まれているので非常に便利です。これにより、DaVinci Resolveだけでワークフローを完結させることが可能です。また、価格もとても手頃なので、当校のような学校では大変助かっています。

学生はDaVinci Resolveで作業を行うことを非常に楽しんでいます。ユーザーインターフェースはとても分かりやすく、超大作映画の制作に使用されているソフトウェアと同じものを使用して作業をできることに学生たちは誇りを感じています。

2020年後半には、ATEM Miniスイッチャーも導入され、マルチカム撮影とライブ配信の基礎を学ぶ授業に使用されている。その後すぐにBlackmagic Pocket Cinema Camera 6Kも追加され、Blackmagic Design製品によるライブプロダクションおよびポストプロダクションのワークフローが構築できるようになった。

このBlackmagic Designワークフローが導入されて以来、学生たちは授業時間外もこれらの製品を使用して、学校のイベントや、YouTubeやFacebookビデオのライブ配信を行なっている。また、同校の卒業生全員がカンボジアの映画・オーディオビジュアル業界で仕事についていることも誇りに思っているとサクレ氏は語った。

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