イメージニクス株式会社は、4K 4×1 HDMI SELECTOR「US-41」を2022年8月に発売する。希望小売価格は税込96,800円。
US-41は、4K60p 4:4:4対応の4入力1系統出力2分配セレクター。入力検知自動切替やシーケンシャル切替に対応しており、様々な環境で活用できるという。1系統出力は2分配出力となっており、モニタリング用途にも最適だとしている。
アナログ音声のデエンベデット機能を装備(リニアPCMステレオ音声信号のみ)。入力信号の有無に応じて入力系統を自動選択する動作と、一定時間ごとに入力系統の自動切り替えを行うシーケンシャル動作が可能だ。
EDIDデータのエミュレーション機能を搭載。4K映像をフルHD映像へダウンコンバートが可能で、ダウンコンバート処理は出力端子側のEDID状態およびHDCP2.2への対応状況により全自動で行う。ダウンコンバート処理は、2分配出力のそれぞれにおいて独立動作するため、「1出力は4K」「もう1出力はフルHD」といった動作が可能だという。
入力回路にケーブル補償機能を内蔵しており、同社製長尺HDMIケーブルを使用して、4K映像にて最長10m(HDMI2.0 18Gbps時)、フルHD映像(D5:1080p60)にて最長30mまでのケーブル補償が可能。
HDCP(著作権保護機能) 1.4、2.2に対応。LANからの外部制御が可能だが、US-41への各種動作設定は、LAN端子からのテキストコマンド制御となっている。同社提供中のCRO-RS22A制御アプリなども利用可能。付属の電源ケーブルはロック機構が付いている。