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ATOMOSは、HDMI・SDI入力/マルチチャンネル/HDR4K対応の19インチモニターレコーダー&スイッチャー「ATOMOS SUMO 19SE」を2022年8月5日に発売する。希望小売価格は税込363,000円

ATOMOS SUMO 19SEは「SUMO19」の後継機で、SUMO19の全ての機能を引き継いだうえで、19インチモニターパネルを刷新し、さらに見やすく鮮明なった。スタジオや屋外セットでの撮影プレビュー用、またはライブイベントでの最大4ソースのスイッチャー等として、大画面を生かして様々な分野で活用できるとしている。

SUMO 19SEは、DCI-P3(P3)色域をカバーする明るい(1200nit)HDRタッチスクリーン、最大6K30PのApple ProRes RAW記録機能、頑丈で汎用性の高いデザインを備えている。オンセットのビデオヴィレッジに最適な追加装置だとしている。4つの独立した入力で、最大1080 60Pの各ISOストリームを切り替えて記録することもでき、プロフェッショナルなオーディオワークフローに対応するフルサイズのXLRコネクタを搭載している。

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Apple ProRes RAWで最大6K30P、4K60P DCI/UHD、2K240P DCI/HDで記録し、カメラセンサーからのデータをそのままの品質で保持する。またはCinemaDNGで最大4K30P DCIで記録する。Sumo 19SEは、Sony FSシリーズカメラ、C300 Mark II/C500、Panasonic EVA-1/VARICAM LTなどと互換性がある。

あらゆるカメラやデジタルビデオソースからの映像をSDIまたはHDMIで取り込める。Apple ProResまたはAvid DNxHRコーデックで、最大10ビット4:2:2を4K60Pで記録可能。SDI経由のマルチ入力に対応し、最大4つの入力を記録できる。ProRes LTとDNxHD 36に対応し、記録時間の延長が可能だ。

SUMO 19SEは頑丈な筐体に、1200nitの輝度、19インチ、1920×1080、10ビット処理のすべてを内蔵し、どんな場所でも快適に使用できるという。SDIとHDMIの入出力は幅広い入力に対応し、4K>HDのダウンコンバージョンオプションで信号のクロスコンバージョンを提供する。

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最大4つの1080 60Pストリーム(3G SDIレベルA経由のみ)を別々のISOとして、またスイッチングされたフィードの5番目の「プログラム」チャンネルとして、リアルタイムでキューとスイッチングをしながら同時に記録。ミックス出力(HDMIまたはSDI経由)をセット上でライブ表示したり、HDMI-USBキャプチャーデバイスを使用してスイッチングフィードをライブストリーミング用に出力可能だ。

スイッチングは非同期で行われるため、高価なロックソースは不要で、タイムコード/ゲンロック入力に対応していない安価なカメラを使用できるという。

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48Vファンタム電源を搭載したフルサイズのXLRコネクターにより、2本の外部マイクを接続し、バランスのとれたアナログオーディオの録音とモニタリングが可能。また、各チャンネルに専用メーター、ゲインコントロール、フレームディレイの調整を搭載している。マイクまたはラインレベルの音声は、HDMIおよびSDIソースからのエンベデッドオーディオとシームレスに同期させることができる。