キヤノン株式会社は、カメラメーカー初となる同社のミラーレスカメラ「EOS R5」と、株式会社タカラトミーの変形ロボットキャラクター「トランスフォーマー」がコラボレーションすることを発表した。
カメラから「トランスフォーマー」に完全変形するロボットトイ「Canon/TRANSFORMERS オプティマスプライムR5」はタカラトミーから2023年2月25日に発売される。また、「Canon/TRANSFORMERS ディセプティコンリフレクターR5」をタカラトミーモール限定で同時発売する。希望小売価格は各税込19,800円。両商品の予約は「タカラトミーモール」で受け付けている。
同商品は、EOS R5からトランスフォーマーを代表する人気キャラクター「オプティマスプライム」と「ディセプティコンリフレクター」に変形するロボットトイ。変身前の「EOS R5モード」はEOS R5の80%サイズで再現。ロボットモード時のサイズは横170mmx縦200mmx幅105mm。
EOS R5のロゴ、スイッチやカメラダイヤルの配置などデザインの細部までこだわり、実際のカメラと同様にレンズを本体から取り外し可能にするなど、まるで本物のEOS R5のような仕上がりだとしている。
キヤノンのカメラをトランスフォーマーとして商品化した背景について、タカラトミーのトランスフォーマー開発者は次のようにコメントしている。
トランスフォーマーとのコラボを企画する会議があり、ここにキヤノン様とのコラボアイデアを出したところ、チームとして商品化することになりました。カメラはロボットと同じ「モノ」としての魅力があり、魅力のあるもの同士のコラボは最強なのでは?と考えたからです。
EOS R5を選んだ理由は、キヤノン様のホームページを拝見したところ、「EOS R5」が目にとまり、純粋にかっこいいカメラだなと感じ、これをロボットに変形させたいという想いが強くなったからです。
カメラファン、トランスフォーマーファンに向けて、両商品のこだわりについて、開発担当者は次のようにコメントしている。
「オプティマスプライムR5」の頭(額部分)は、カメラをモチーフにしたデザインにしました。カラーはオプティマスのイメージカラーである、赤と青を使っています。カメラモードの状態では見えないですが、変形するとその色が現れるようにしています。
「ディセプティコンリフレクターR5」は、もともと「カメラに変形するトランスフォーマー=リフレクター」でしたので、今回、満を持しての商品化となりました。カラーもリフレクターのイメージカラーである緑、青紫を使っています。
オプティマスプライムR5」にはミニサイズのEOS R5を、「ディセプティコンリフレクターR5」にはミニサイズのリフレクターのオリジナルカメラを付属し、手に持たせることができるようにしました。