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キヤノンは、同社の業務用デジタルビデオカメラ「XF605」の最新ファームウェア1.0.1.1を公開した。

同アップデートにより、キヤノンIP「XCプロトコル」、縦撮り用の画面表示に対応。4K映像を高効率に圧縮した、XF-AVC 4K Intra フォーマットを新規に追加した。S&F設定時(24P-120P設定時)、顔検出、瞳検出、および追尾が可能になった。また、オーディオメーターの4CH表示、アサインボタン11へのREC割り当てができるようになった。

通常撮影とS&F撮影の切替え時に、記録設定を保持するよう修正。SDI出力信号のアンシラリ領域にファイル名データが追加されたほか、オーディオ設定の「CH2 INPUT」に「内蔵マイク」、「MIC端子」の選択肢を追加した。「常時記録」時にRECボタンを操作すると、稀にカメラが正常に動作しなくなる現象が修正された。