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Avidは、AES Show 2022でマルチ・マイク・プリ・インターフェースである「Pro Tools|Carbon Pre」を発表した。2022年10月後半に発売予定。希望小売価格は税込390,500円。

Pro Tools|Carbon Preは、32bitの解像度で最高品質のオーディオを可能にし、オーディオ制作ワークフロー全体で入力から出力までのダイナミックレンジを実現する。Avidのオーディオ・音楽ソリューションのプロダクト・マネージメント統括責任者であるフランソワ・クエレウィル氏は、次のようにコメントしている。

クエレウィル氏:Pro Tools|Carbonシステムは、生産性と創造性を損なう障壁や面倒な作業を排除し、アーティストやミュージシャンが、素晴らしいパフォーマンスやミックスに集中できるようにしています。

また、Pro Tools|Carbon Preは、フルバンドをレコーディングする必要のあるユーザー向けの高品質I/O拡張オプションです。Pro Tools|Carbon Preは、追加のマイク/ライン入力と出力の柔軟性を提供し、システムのハイブリッド・エンジンを活用しながら、すべてのトラックで素晴らしい音質を捉え、完全なリモート・コントロールと、Pro Toolsに完全に統合されたリコール機能を備えています。

Pro Tools|Carbon Preは、AvidのPro Tools|Carbonインターフェースのオーディオ・パフォーマンスに匹敵するという。24チャンネルのマイク/ライン・プリアンプとライン出力でシステムを拡張可能。これにより、大規模なトラッキング・セッションと、マルチ・マイク・ライブ・レコーディングを捉えて、キャプチャから出力まで申し分のない音質を実現する。

さらに、Pro Tools|Carbonの超低騒音マイク・プリは、可変インピーダンスを搭載していおり、マイクのトーンを微妙に変えることが可能。スタジオで聴こえる音のディテールを確実に捉えることができるという。

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より多くのマイク・プリを必要とする既存のPro Tools|HDシステムでは、Pro Tools|Carbon Preを8チャンネル ADAT プリアンプ拡張ユニットとして活用し、I/Oをスケールアップできる。Pro Tools|HDシステムで、最大9台のPro Tools|Carbon Preユニットをコントロールし、低レイテンシーの入力処理を実現するために、Pro Toolsハイブリッド・エンジンを利用することも可能。

システム全体で完璧な音質を実現するために、Pro Tools|Carbon Preは、業界トップのダブル精度クロッキングを提供しながら、各入力でスタック型ADCも活用する。Pro Tools|Carbon Preは、Variable Z(インピーダンス)スイッチングを使用して、マイクやインストゥルメント入力の音質を最適化し、色を付けられるため、録音のあらゆるニュアンスを聴いて感じとることができるという。

Pro Tools|Carbon Preは、ユーザーが変更を加えるためにインターフェースにアクセスする必要がなく、オーディオ・ワークフローを高速化する。Pro Tools|Carbon接続インターフェースによって、ファンタム電源、ゲイン、インピーダンスの切り替えなど、すべてのプリアンプ設定をリモートでコントロール、保存、呼び出しが可能だ。

また、仮想アシスタントのおかげで、セッションを即座に呼び出すことができるため、ユーザーは手動のセットアップや再構築の遅延なしに、セッションをすばやく切り替えられる。