株式会社フォトロン(以下:フォトロン)は、2022年11月16日(水)~18日(金)の3日間、幕張メッセで開催される映像と通信のプロフェッショナル向け国際専門展示会「Inter BEE 2022」に出展する。

「Inter BEE 2022」

会期:2022年11月16日(水)~18日(金)10:00~17:30 ※最終日は17:00まで

会場:幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)

フォトロンブースNo.:Hall5/5311

フォトロンブースでは、「テクノロジーの融合で実現する制作の未来」をテーマに、クラウドやST2110などのIPストリームを活用して、LiveからPostまで映像制作を幅広くサポートする様々なプロダクト/ワークフローを提案するとしている。

また徐々に浸透しつつあるリモート編集・リモート制作および、リモートプロダクションに活用できるプロダクションサポート・クラウドサービス、セントラライズ収録システムを紹介するとともに、フォトロン本社とInter BEE 2022会場をインターネット接続し、リモートオペレーションによるワークフローを実機で体験できる。

同時開催の特別企画展「Inter BEE IP Pavilion」への参加も予定しており、EVS社ハイエンドライブプロダクションサーバ「XT-VIA(XiP)」、ブロードキャストコントローラー「Cerebrum」、IPベース・ライブリプレイ/ハイライトソリューション「LSM-VIA」を紹介するほか、低遅延コーデックJPEG XSに対応したSDI-IPゲートウェイ「Neuron」による講演会場からのJPEG XS伝送も見どころだという。

主な各ゾーンの出展内容は以下の通り。

  • リモートエディット&ワークフローゾーン
  • 自社開発リモートアクセスアプリケーション「Photron Remote Access Gateway」を用いて、フォトロン本社設置のワークステーションにインストールされた編集/フィニッシングシステム「Avid Media Composer」、「Adobe Premiere Pro」をオンプレミスと遜色なくリモート編集できる様子やEVSベースのセントラライズ収録システムとの連携で、収録から編集までのワークフローを紹介する。

  • セントラライズ収録/送出ゾーン
  • 効率的なセントラライズ&リモート制作環境の構築をサポートする次世代セントラライズ管理アプリケーション「STOrch(ストーク)」を出展。また映像コンテンツをオンデマンドでスーパースロー映像に変換するクラウドサービス「EVS – XtraMotion」の実機も展示。

  • コンテンツ・エブリウェアゾーン
  • 自社開発 拠点間映像伝送クラウドサービス「Photron Live Cloud Service(LCS)」と「Haivision – Makito X4 Encoder/Decoder」などを組み合わせて、SRTを利用した高品質な映像伝送と、WebRTCを利用した低遅延な映像モニタリングを実現するクラウドサービスを紹介。Haivision社のSaaS「Haivision Hub」や5Gビデオトラスミッタ/レシーバを出展し、無線環境でのSRTによるIP映像伝送も見ることができる。

  • リモート中継制作ゾーン
  • ”LIVE制作の現状とこれから”をテーマに、IPxSDIに関わらずルーティングをおこなえるターンキールーティングシステム「EVS – Strada」、幅広いメーカーに対応し「EVS – LSM-VIA」との連携が可能になったブロードキャストコントローラー「EVS Cerebrum」、IPベース・ライブリプレイ/ハイライトソリューション「EVS LSM VIA」を実機で展示。また「EVS LSM-VIA」による各種映像ソース(SDI・IP等)のルーティング制御や「EVS XtraMotion」による高精細なリプレイ演出、リモート制作も紹介する。

  • グラフィックスゾーン
  • Vizrt社のXRシステムおよびPixotope社の完全マーカレス・カメラトラッキングシステム「Pixotope Tracking Complete」を展示。

  • ネットワークインフラゾーン
  • 同一性を保った大容量ファイル転送サービス「HARBOR」とクラウド保管ソリューション「TASKEE」、オンプレ環境へのアーカイブ自動化ソリューション「MediaAutomata(新サービス)」、統合機器監視サポートサービス「PYXIDA(新サービス)」が連携し、支援領域を更に拡大したワークフロー管理ソリューションを紹介する。