2022年11月16日(水)から、メディア総合イベント「Inter BEE 2022」が開幕する。11月1日(火)よりオンライン会場もオープンしており、昨年に続き、本年も幕張メッセ会場とオンライン会場を組み合わせての開催となる。

開催規模は、出展者数810社/団体、出展小間数1,391小間。展示は「プロオーディオ部門」、「映像表現/プロライティング部門」、「映像制作/放送関連機材部門」、「ICT/クロスメディア部門」の4部門で構成される。

各種見どころ

【INTER BEE CONNECTED】

11月17日(木)と18日(金)の2日間、企画セッションオープンステージ(展示ホール7)において、サッカーW杯直前での変化するスポーツ視聴をテーマとしたセッションをはじめ、これからの放送メディアが果たすべき役割やクリエイターが主役となるメディアコンテンツなどのセッションを実施。

【INTER BEE IGNITION×DCEXPO】

「INTER BEE IGNITION」は本年よりデジタルコンテンツEXPOと融合して、「INTER BEE IGNITION×DCEXPO」として実施する。企画セッションはすべてオンライン配信となるが、幕張メッセ会場では先端コンテンツテクノロジを展示するブースやVR体験コーナーを設置する。

【INTER BEE CREATIVE】

昨年に引き続きインカメラVFXを中心としたバーチャルプロダクションをトピックにして、関連機材を展示している出展ブースの紹介やピッチプレゼンを実施。11月16日(水)の企画セッションオープンステージ(展示ホール7)においては、バーチャルプロダクションによる国内での映像制作の実例をテーマとしたセッションなど、映像コンテンツ制作の最前線を発信する。

【INTER BEE IP PAVILION】

関連メーカー・ベンダー40社が参加協力し、放送局の主要な設備がIP接続されたMOC(メディアオペレーションセンター)をイメージして展開する。開催期間中は、このINTER BEE IP PAVILIONでの取り組みをツアー形式で紹介する「INTER BEE IP PAVILIONツアー」も実施。また、放送システムのIP化の最新情報を発信する「リレー技術セミナー」もリレーセミナー会場(展示ホール7)にて実施。

【INTER BEE EXPERIENCE X-Speaker】

「INTER BEE EXPERIENCE X-Speaker(SRスピーカー体験デモ)」は2年間の休止を経て3年ぶり開催となる。今回は、国内外主要スピーカー10ブランド・11製品システムが参加し、11月17日(木)と18日(金)の2日間で実施。1日で11製品システムすべてのデモが視聴できる。

【INTER BEE FORUM】

世界のメディアにおける最新キーワード「コネクテッドTV」とFAST(無料広告型リニア配信サービス)をテーマとした「INTERBEE CONNECTED基調講演」をはじめ、新しい音創りをテーマとした「音響部門基調講演」、大阪・関西万博と先端テクノロジーをテーマとした「INTER BEE IGNITION×DCEXPO基調講演」、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の撮影秘話を語る「INTER BEE CREATIVE基調講演」、ビッグテック4の登壇者が集まり「SDIからIP、クラウド」への道筋を考える「INTER BEE IP PAVILION基調講演」の5つの特別企画基調講演を実施。
そのほか3つの基調講演と7つの特別講演もプログラムされている。また併せて、「第59回民放技術報告会(主催:一般社団法人日本民間放送連盟)も国際会議場にて開催される。