Blackmagic Designによると、VetsAid 2022ミュージックフェスティバル、Pentatonix(Hollywood Bowl)、Kelly Ripaの「Live Wire」出版ツアー、Adam Lambert(Hollywood Palladium)、R.E.M.のChronic Town 40周年コンサートなどの数多くの音楽パフォーマンスやライブイベントのマルチカム・ライブプロダクションおよび配信のホストとしてATEM 2 M/E Constellation HDライブプロダクションスイッチャーが使用されたと発表した。
映像製作会社MixOne Cinemaディレクターのケヴィン・ガルシア氏もATEM 2 M/E Constellation HDを導入した一人である。
ケヴィン・ガルシア:ATEMの大きな利点は、カメラの出力とISOがマッピング可能で、様々な場所に割り当てられることです。IMAGと配信映像を1台のスイッチャーから同時にミキシングする上で重宝しています」とガルシア氏。「イベントでは毎回念のため、配信用コンピューターに送信するバックアップとしてUSBウェブカム出力も使用しています。
ライブの場合、非常に動的であり、全てを細かくより迅速にコントロールできる点がガルシア氏のワークフローに大きな恩恵をもたらしていると語る。
ケヴィン・ガルシア:Hollywood Bowlで開催されたPentatonixでは、12台ものカメラで撮影に挑みました。中には、約300m離れていたカメラもありましたが、ATEM 2 M/EやBlackmagic Camera Fiber Converterがあることにより全てのカメラのモニタリングと円滑なコミニュケーションが行えました。
MixOne Cinemaでは最近これらの機材に加え、HyperDeck Studio 4K Pro放送デッキも追加したという。 配信によっては1〜2時間遅れて配信することもあり、短時間で作業ができることがBlackmagic Design製品を導入している一番の理由であるとガルシア氏は語った。
ケヴィン・ガルシア:HyperDeck Studio 4K ProでSSDとSDカードを使用できるのは大いに助かっています。H.264で収録ができることが、エンコードする時間もない場合に大きな大きな利点となりました。
Louder Than Life festivalで行われたEvanescenceのパフォーマンスでは、DWPresents Twitchチャンネルのスペシャルイベント用の配信を1時間でセットアップしなければなりませんでした。全てのBlackmagic Design製品を組み合わせることにより短時間であらゆるセットアップが可能となりました。