株式会社サイトロンジャパンは、Anhui ChangGeng Optical Technology(Venus Optics)社のレンズブランド「LAOWA」のレンズ「LAOWA 65mm F2.8 2xUltra Macro APO キヤノンRF」、「LAOWA 9mm F2.8 Zero-D キヤノンRF」、「LAOWA 12-24mm F5.6 Zoom Lマウント」3製品と、シフト機能アダプタ「Magic Shift Converter(MSC)」を2023年2月17日(金)に発売する。いずれも希望小売価格はオープン。市場想定価格は以下の通り。
LAOWA 65mm F2.8 2xUltra Macro APO キヤノンRF
LAOWA 65mm F2.8 2xUltra Macro APO キヤノンRFは、最大撮影倍率2倍から無限までピントを合わせることができるマクロレンズ。選択できる倍率範囲が広いので、植物や昆虫などの被写体を様々な大きさに撮影することが可能。APS‐Cに最適化したレンズ設計により、絞り解放時でも画面中心から周辺に至るまでシャープでコントラストの高い撮影ができる。
製品仕様
- 焦点距離:65mm
- 開放F値:F2.8
- 画角:24.4°
- 対応フォーマット:APS‐C
- レンズ構成:10群14枚
- 絞り羽枚数:9枚
- 最短撮影距離:170mm
- 最大撮影倍率:2倍
- フォーカス:マニュアルフォーカス
- フィルター径:52mm
- サイズ:Φ57×100mm(マウントにより変動あり)
- 質量:335g(マウントにより変動あり)
LAOWA 9mm F2.8 Zero-D キヤノンRF
LAOWA 9mm F2.8 Zero-D キヤノンRFは、明るく軽量なAPS-C用単焦点レンズで、風景写真、建築写真、インテリア写真、星景写真などの撮影に適している。特殊低分散(ED)レンズ3枚とガラス非球面レンズ2枚を採用。名前の通りディストーションを限りなくゼロに抑えた光学設計により、歪みの影響なく風景写真や建築写真を撮影することができるという。
製品仕様
- 焦点距離:9mm
- 開放F値:F2.8
- 画角:113°
- レンズ構成:10群15枚
- 絞り羽枚数:7枚
- 最短撮影距離:12cm
- 最大撮影倍率:0.13倍
- フィルター径:φ49mm
- サイズ:60×53mm(マウントにより変動あり)
- 質量:約215(マウントにより変動あり)
LAOWA 12-24mm F5.6 Zoom Lマウント
LAOWA 12-24mm F5.6 Zoom Lマウントは、12-24mmのズームレンジを備えた超広角ズームレンズ。室内の撮影から広大なフィールド撮影まで、さまざまなシーンで活用できる。焦点距離に応じて絞り値が変化することなく一定の絞り値を保つ優れた性能も備えるほか、12-24mmレンズの中でも非常に短い最短撮影距離15cmを実現。浅い被写界深度により被写体を強調させた興味深いショットも撮影できる。
製品仕様
- 焦点距離:12-24mm
- 絞り範囲(F値):F5.6-22
- 画角:84°-121.9°
- フォーマット:フルフレーム
- レンズ構成:11群15枚(非球面レンズ2枚、EDレンズ3枚を含む)
- 絞り羽枚数:5枚
- 最短撮影距離:15cm
- 最大撮影倍率:0.4倍
- フォーカス:マニュアルフォーカス
- フィルター径:77mm
- サイズ:Φ69.4×84mm(マウントにより変動あり)
- 質量:497g(マウントにより変動あり)
Magic Shift Converter(MSC)
Magic Shift Converter(MSC)は、特許取得済の光学系を内蔵しており、イメージサークルを拡大することで、超広角レンズをケラレなくシフトレンズに変換することのできるアダプタ(焦点距離は1.4倍になり、明るさは1段暗くなる)。本製品を他社製の超広角レンズに使用することもできるが、LAOWA12mm F2.8 ZERO-Dの光学設計に合わせて最適化されている為、画質が落ちることがある。キヤノンEF-キヤノンRFへ変換、キヤノンEF-ニコンZへ変換する2タイプを展開。
製品仕様
- レンズ構成:4群5枚
- 焦点距離の拡大率:1.4倍(明るさが1段暗くなります)
- フォーカスモード:マニュアル
- サイズ:φ69.6×44.1mm
- 質量:約360g
- マウント:キヤノンEFをキヤノンRFに変換
キヤノンEFをニコンZに変換