DJIは、ネバダ州ラスベガスにて203年4月15日から19日まで開催するNAB Show 2023への出展を発表した。
DJIのブースでは、発表されたばかりの「DJI Inspire 3」とその新機能「Zenmuse X9-8K Air」ジンバルカメラシステム、「RC Pro」を初展示する。また、「DJI Ronin 4D」も展示し、来場者は4軸シネマカメラで映画セット(宇宙ステーション、現場俳優付き)を撮影しながら、DJIのテクノロジーを実際に体感できるという。
さらに、「DJI Ronin 4D」「DJI RS 3 Pro」「Ronin 2」の車両マウントソリューションも展示し、スポーツカーに取り付けたこれらカメラスタビライザーを試すことも可能としている。
その他、「DJI RS 3 Mini」「DJI RS 3 Pro」「DJI RS 3」など様々なカメラやレンズを搭載した片手持ちジンバルや「DJI Transmission」「DJI Mic」も体験可能で、様々な映画撮影現場のDJIのエンドツーエンドソリューションを体験できるという。また、カラースタジオがDJIで撮影した映像のグレーディング加工をライブで行い、大ヒットシーンを仕上げる様子を公開予定としている。
NAB Show会期中、映画制作のエキスパートとDJI プロダクトマネージャーチームによるワークショップを開催する。ハリウッドの空撮カメラマンで、映画制作会社Beverly Hills AerialsのMichael Fitzmaurice氏とDJIのFerdinand Wolf氏は、DJI Inspire 3の進化と映画制作プロセスにどのような影響を与えるのかを紹介。
また、受賞歴のある撮影監督Rodney Charters氏、Make.Art.のJosh Yeo氏が登場。DJIのPaual Pan氏はDJI Ronin 4Dを使ったデザイン・制作における知見を紹介。映画制作のDJIの技術と情熱を共有するため、全てのワークショップはNAB Show来場者のどなたでも参加可能としている。
DJIの企業戦略・コミュニケーション担当シニアディレクターであるChristina Zhang氏は次のようにコメントしている。
NAB Show Centennialに参加し、米国市場や、最高クラスの技術、安全性、信頼性で当社製品を信頼する世界中のDJIユーザーに当社のコミットメントを再確認できることを嬉しく思っています。
このイベントに対するDJIの精神は、映画撮影業界を大胆な新しい方向へ推進するためのアイデアをつなぎ、共有することです。私たちの目標は、DJIのエコシステムが映画撮影や他の多くの業界を変革するために作られ、プロフェッショナルが私たちのソリューションを使って仕事に革命を起こし、世界中のユーザーが想像を現実に変えることができることを来場者に示すことでもあります。