ジャパンマテリアルは、同社ブランド「JMW (JAPAN MATERIAL WIRE)」の新製品「10Gbps対応USB-Cケーブル」を発売した。希望小売価格はオープン。ラインナップと価格は以下の通り。

  • JM-U3CC02/100W(2m):9,900円
  • JM-U3CC03/60W(3m):11,000円

本製品は、USB規格USB3.2 Gen2(USB3.1 Gen2)に対応し、ケーブル両端にUSB Type-C端子を搭載。電源供給やデータの伝送だけでなく、映像も同時に送ることが可能。

ジャパンマテリアル「10Gbps対応USB-Cケーブル」発売

内蔵されたイコライザーが信号を補正して最長3mの距離まで10Gbps伝送に対応。アクティブタイプのケーブルだが、独自設計により方向性がなく、気にせずに接続が可能。

USB Power Delivery対応により、2mのJM-U3CC02/100Wは最大100W(20V/5A)、3mのJM-U3CC03/60Wは最大60W(20V/3A)の大きな電力の供給を行える。

PCなどのソース機器とディスプレイを本ケーブルで接続すれば、ディスプレイからソース機器へ、またはソース機器からディスプレイへ電源を供給できるため、配線をすっきりとまとめることができるという。

ソース機器とディスプレイに搭載されているUSB Type-C端子がともにDisplayPort Alternate Modeに対応している場合、最大4Kまたは8K(DSC圧縮技術使用時)の高解像度で出力・表示が可能。

ワイヤー部分にTPE(熱可塑性エラストマー)ジャケットを採用しており、折り曲げに強く柔軟性にも優れているという。熱可塑性エラストマーは、加工性の高い熱可塑性プラスチックとゴム弾性をもつエラストマーの特性を併せ持った素材としている。