ライカカメラ社(以下:ライカ)は、「ライカSL2」のカラーバリエーションである「ライカSL2 シルバー」を2023年7月に発売する。
今回は「ライカSL2 シルバー」と汎用性に優れた「ライカバリオ・エルマリートSL f2.8/24-70mm ASPH.」の2点セットと、「ライカSL2 シルバー」とクラシックなMレンズ「ライカノクティルックスM f1.2/50mm ASPH.」および「L用Mレンズアダプター」の3点セットも同時発売する。ライカオンラインストアでの販売価格はそれぞれ以下の通り。
- ライカSL2 シルバー:税込1,045,000円。
- ライカSL2 シルバー&バリオ・エルマリートSL f2.8/24-70mm ASPH.セット:税込1,342,000円
- ライカSL2 シルバー&ノクティルックスM f1.2/50mm ASPH. ブラック&L用Mレンズアダプターセット:税込2,046,000円
ライカSL2 シルバーのカラーリングは、高い人気を誇る往年のM型ライカやR型ライカのアイコニックなデザインを彷彿させる。「ライカSL2 シルバー」登場の背景には、シルバーのカラーバリエーションに多くの要望があったからだという。
トップカバーとベースプレートにはシルバーアルマイト仕上げが施され、外装は「ライカM11」と同様のブラックカラーのエレガントなレザーで覆われており、クラシックな雰囲気を演出。コンパクトなライカMレンズ(L用Mレンズアダプター使用)との相性も良い。3セットでは、Mレンズならではの独特な風合いの画づくりを実現できる。
外観デザイン以外の仕様と性能はブラックカラーの「ライカSL2」と同様で、撮像素子には高性能な4700万画素のCMOSセンサーが採用され、高画質な静止画や動画を撮影可能。操作性にも優れており、簡単かつ直感的に扱えるという。
また、広いダイナミックレンジと最大50000まで設定可能な幅広いISO感度域により、さまざまな光の状況下で優れた描写性能を発揮するとしている。さらに、「Leica FOTOS」アプリを使えば、カメラのリモートコントロールや撮影画像をBluetoothやWi-Fi経由でモバイル機器に取り込むことができ、モバイルワークフローもスムーズになる。
その他、シームレスなワークフローやプロフェッショナルレベルの制作を可能にする便利な機能を搭載している。