ソニーは、オランダ・アムステルダムで、現地時間2023年9月15日(金)から開催される国際放送機器展「IBC(International Broadcasting Convention)2023」に出展する。

会場では、「Creativity Connected」のテーマのもと、クラウドとオンプレミスをハイブリット活用することで効率的なライブ制作を実現する「Networked Live」、クラウド制作プラットフォーム「Creators’ Cloud」、バーチャルプロダクションの最新のソリューションに加え、映像制作用カメラ製品シリーズCinema Line、デジタル一眼カメラαシリーズなどの豊富なイメージング商品を中心に展示し、より効率的で高品質な映像制作環境を提案する。

詳細はソニーの特設サイト(※英語のみ)より確認できる。

主な展示内容

オンプレミス/クラウド・ライブプロダクション「Networked Live」

複数拠点のリソースやネットワークを遠隔で統合監視・一括制御することや、低遅延・高画質・高圧縮な伝送によるネットワーク帯域の効率的な運用、オンプレミス/クラウドシステムで活用可能な各種スイッチャーなど、「Networked Live」が実現する場所や規模を問わないライブ制作環境の進化を紹介する。

クラウド制作プラットフォーム「Creators’ Cloud」

クラウド上での効率的なコンテンツ制作・共有・配信を実現するクラウド制作プラットフォーム「Creators’ Cloud」を展示。クラウド技術と多様なカメラ、通信技術、AI、メタデータなどを組み合わせ、報道やスポーツ、映画製作などの映像制作における最新の制作ワークフローを紹介する。

豊富なイメージング商品群

CineAltaカメラをはじめとするCinema Lineカメラやシステムカメラ、デジタル一眼カメラαシリーズなどのカメラ商品群やレンズ群、マスターモニターなど、ソニーが提供する豊富なイメージング商品群を展示。

また、ユーザーのシステムからカメラをリモートで制御し、カメラの設定変更やシャッターリリース、ライブビューモニタリングなどを可能にする「Camera Remote SDK」によるソリューションも紹介する。

バーチャルプロダクション

3D背景映像を高輝度・高コントラスト・豊かな色再現で映し出すCrystal LEDと柔らかく繊細な描写や、なめらかなスキントーン、美しい色再現を可能にするデジタルシネマカメラ「VENICE」シリーズに、対応ソフトウェア「Virtual Production Tool Set」を組み合わせたバーチャルプロダクションによる映像制作の展示などを行う。

なお、バーチャルプロダクションについては、現地時間2023年9月16日(土)10時から会場内で開催されるプレゼンテーションステージ「IBC Innovation Stage」での紹介も予定している。