銀一は、ストリーミングのオールインワンデバイス「Streamer X」を2023年8月30日に発売する。希望小売価格は税込57,200円。

RØDE、「StreamerX」発売説明写真

Streamer Xは、4K60fps HDRのパススルーで遅延のない映像を流しながら4K30fpsでの録画を楽しむことが可能。映像をきれいに映し出す可変リフレッシュレート(VRR)とハイダイナミックレンジ(HDR)に対応し、高画質を求められるゲーム実況やライブ配信にも最適としている。

さらに、ロード独自開発の低ノイズ・ハイゲインのREVOLUTIONプリアンプがクリアな音声を提供し、内蔵DSPでAPHEXオーディオ処理を加えることで、より完成度の高い配信を手軽に叶えられるという。

RØDE、「StreamerX」発売説明写真

音声入力オプションも充実し、コンテンツ制作の可能性を広げることが可能。マイク(XLR)や楽器(ライン)、ヘッドセットの接続だけではなく、本体を受信機として「ワイヤレスミー」または「ワイヤレスゴーII」の送信機と繋げて、ワイヤレスでクリアな音声を入力できるという。

さらに、「ワイヤレスミー」搭載のゲインアシスト機能を有効にすれば自動的に入力ゲインが制御され、突発的な大声での音割れを防ぎ、常に聞き取りやすい適切なレベルでの配信を行える。マイクの入力切り替え、レベル調節は本体のノブで操作できる。仮想オーディオミキサーソフト「UNIFY(ユニファイ)」を使用することで、全ての音声入力チャンネルを有効にしてコントロールも可能としている。

RØDE、「StreamerX」発売説明写真

Streamer Xは、コンテンツ内容やセットアップに関わらず幅広く活用できる汎用性の高いデバイスとしている。鮮明で滑らかな映像でのゲーム実況・配信だけではなく、一眼/ ミラーレスカメラを活用した高画質な配信やビジネスプレゼンテーションなど、シンプルな操作で幅広い用途に対応するという。

本体裏側に1/4 インチネジ穴を搭載し、卓上だけではなくクランプや三脚に設置することも可能。どこにでも持ち運べるコンパクトなサイズで、外出先での配信や収録にも便利だという。

RØDE、「StreamerX」発売説明写真

デスクのスペースを圧迫しないコンパクトサイズでありながら、あらゆる設定を手元でコントロールが可能。マイクとヘッドホンのレベル調節専用のノブと、オーディオ・ビデオのミュートスイッチ、大きくカラフルなSMARTパッドを4つ搭載している。

4つのSMARTパッドは、それぞれ16バンクまで登録可能で、リバーブ、エコー、ピッチ、ロボットボイスなどの音声エフェクトをその場で切り替えたり、MIDIメッセージを外部ソフトウェアに送信したり、フェードインやフェードアウトのようなミキサー動作なども設定できる。効果音やBGM、サンプルやジングルなどの再生も可能としている。

230731_OsmoAction4_09