Wooden Cameraは、様々なサイズとマウントオプションで安全なマウントポイントを追加するアクセサリープレートシステムを発表した。同システムは、リグを最適化するための新たな可能性を広げるという。
クリエイティブ・ソリューション部門のシニア・ディレクターであるドミニク・アイエロ氏は、次のようにコメントしている。
アイエロ氏：何年もの間、私たちのコミュニティは、Boltや距離測定製品のようなデバイスを最適に配置するための構築を合理化できる取り付けソリューションの必要性を表明してきました。
これらのプレートのベータテストを行い、当初デザインされたものよりもさらに多くのアクセサリーが必要であることに気づいたのは興味深いことでした。コミュニティからのフィードバックをもとに、いくつかのプレートを追加しました。最終的なコレクションは、業界のニーズを満たすために、多くの意見が結集して生まれたものです。
コレクションには、チーズプレート、フックアンドループプレート、レールマウント、各種ヒンジとクランプが含まれる。
アクセサリープレートシステム
アクセサリープレートは、5×5インチプレート、3×5インチプレート、2×5インチプレート、2×2インチプレートの4種類。各プレートは全サイズ、チーズプレートまたはフック・アンド・ループ形式で提供される。各プレートには前面、背面、側面に様々な取り付け穴があり、どのミニレールアクセサリーにも使用できる。チーズプレートアクセサリーシステムは、プレートに3/8"-16および1/4"-20の取り付けオプションが多数組み込まれている。プレストンMDRやアントンバウアーバッテリープレートなどを専用マウントポートでマウントすることが可能。ボルトオンアクセサリープレートは、1/4"-20ミニバージョンと3/8"-16スモールまたはミニバージョンで、小型のタイムコードボックスやオーディオホップなどのアイテム用に開発された。
ミニレールマウント
100mm、60mm、40mmのサイズオプションがあり、ミニレールはアクセサリープレート用のマウントレールとして機能する。プレートには前面、背面、側面に様々な取り付け位置があり、ミニレールをプレートに垂直または水平に直接取り付けが可能。レールを1本追加したり、複数のバージョンを追加するなどのオプションにより、各レールの使い勝手が大幅に向上する。各レールには、ボールプランジャー付きのキャプティブロープロファイルスクリューが組み込まれており、スライドさせてアクセサリープレートを所定の位置に固定する際の安全性を高めている。
ユニバーサルアクセサリーヒンジとクランプ
ユニバーサルアクセサリーヒンジとクランプシステムは、可動ピン付きの3/8"-16マウントと、レールマウントを使用したアクセサリープレートの90°チルトを提供するマウントアクセサリーの組み合わせ。ユニバーサルアクセサリーヒンジとボルトオンアクセサリーレールクランプは単体製品として提供される。
ユニバーサルデュアルロッドクランプ
デュアルロッドクランプは15mmの軽量ロッドマウントで、アクセサリーの中央にピンホールが組み込まれた3/8"-16マウントが4個付属。ユニバーサルヒンジシステムと組み合わせることで、例えば2×5インチチーズプレートを使ってバッテリープレートを素早く追加することができ、カメラシステムの上部または下部のレールから簡単にチルト可能なオプションを提供する。他にも、レンジファインダーシステムをフロントレールに取り付けることで、プライムからズームに変更する際に、簡単に移動可能なオプションが得られる。同ロッドクランプには、2つのタイダウンノブが付属しており、アクセサリーをしっかりと固定可能。
28mmオフセットブラケット
オフセットブラケットは、3/8"-16マウントピンを使用し、カメラまたはカメラケージに直接接続する追加マウントポイントをユーザーに提供。このブラケットを使用することで、かさばったり邪魔になったりすることなく、アクセサリーをオフセットできる。
同アクセサリープレートシステムは、Wooden Cameraが、ユニバーサルアクセサリの相互運用可能なエコシステムを構築するという目標を掲げていることの証拠であり、同システムは、プロのカメラマンやレンタルハウスの技術者からの継続的なフィードバックを迅速に反映させることで、研究開発中に改良・最適化されたものであるという。
