Blackmagic Designは、Blackmagic Camera 1.2アップデートを公開した。Apple App Storeから無償でダウンロード可能。

このアップデートでは、触覚フィードバックをコントロールダイヤルに追加する。これにより、コントロールダイヤルの正確な位置が把握できるため、微細な調整を行う際に最適な量のフィードバックが得られる。さらに、Blackmagic Cameraは、日本語、中国語、スペイン語、フランス語、韓国語、ポルトガル語の6ヶ国語に対応した。

「拡大表示」が有効になっている場合のオンスクリーンコントロールのレイアウトも改善。表示が拡大されている状態でもすべてのコントロールが画面上に適切に表示されるようになった。モニタリングの他の改善点として、収録中にフォーカスピーキング、ゼブラ、フォルスカラーを確認できるようになり、フォーカスと画質を撮影しながらモニタリングできるようになった。

内蔵マイクの選択がサポートされたため、iPhoneの前面、背面、底部のマイクを選択でき、オーディオ収録を改善できる。また、LUT付きでクリップを収録できるため、画像にクリエイティブLUTやテクニカルLUTを焼き付けることが可能。カメラ設定のプリセットの読み込みと書き出しが可能になったため、複数のiPhoneで設定をすばやく簡単に変更したり、あるいは複数の変更を1台のカメラにアップデートできるようになった。

このアップデートは、50Hzおよび60Hzの環境において、フリッカーの生じないシャッター・プリセットのサポートも追加する。これにより、撮影場所の照明の明滅速度に合わせてシャッタープリセットを選択できるため、照明のセットアップを問わず、フリッカーのない映像が得られる。