ROE Visualは、2023年11月15日から17日まで幕張メッセで開催される「Inter BEE 2023」で同社のイノベーションを紹介する。
パートナーであるヒビノ(ブース#3302)、Ark Ventures(ブース#3111)、池上通信機(ブース#4208)、Restar(ブース#5212)の各ブースにて、ROE Visualの製品や最新技術を展示する。
展示される注目製品のひとつである「Black Pearl 2V2」は、バーチャルプロダクションの先駆けとなった最初の製品で、「マンダロリアン」の撮影に使用され、世界最大のバーチャルプロダクションスタジオ、NantStudiosの創設に貢献したという。
同社によると、Black Marbleシリーズのフロアパネルも注目だ。このシリーズはNantStudiosをはじめ、ディズニーのCatalyst Stage、FOX Sports studio、Sky Sports studioなど、多くの放送スタジオで使用されている。また、4-in-1 LED・フリップチップLED技術を搭載した、Hibino VFX studio、BBC Earth Experience、Bright studiosなどで採用されたRubyシリーズも展示される。
さらに、ROE Carbon 5 MKII RGBW LEDパネルをInter BEEで展示する予定だという。同製品はバーチャルプロダクション(VP)や拡張現実(XR)プロジェクトにおいて、よりリアルな結果を求める需要の高まりに応えるものだとしている。Brompton社との共同開発によるこのパネルは、RGBW技術を組み込んでセット上の照明ソースを強化し、プロジェクトのビジュアルクオリティを向上させるという。
Inter BEEに参加できない場合は、disguiseによるROE Visualショールームにて、LEDボリュームの中、注目のバーチャルプロダクション技術やインカメラVFXを直接体験できる。事前予約が必要。