YoloLiv、「YoloBox Ultra」発表。ライブ・ストリーミングを新たな高みへメイン写真

YoloLivは、ストリーミングソリューション「YoloBox Ultra」を発表した。YoloBox Ultraは、ライブ・ストリーミングのベンチマークを再定義するために設計され、携帯性、汎用性、信頼性において比類のないライブ・ストリーミング体験を提供するという。

価格は、税込239,800円で、2023年11月末頃発売予定だ。12月4日(月)まで発売記念キャンペーンとして税込225,000円で販売する。

YoloBox Ultraは、最大4つのHDMI入力、強化されたCPU(約2倍の性能)、より大きなバッテリー(6800mAh / 11.1V / 75.48Wh)、より明るいディスプレイ(650 nits)を備え、前モデルからアップグレードされた。

YoloLiv、「YoloBox Ultra」発表。ライブ・ストリーミングを新たな高みへ

Qualcomm Snapdragon 865 CPUの強化された処理能力を活用することで、YoloBox Ultraはユーザーに最大限のパフォーマンスを提供する。このパワーアップにより、以前のモデルでは手の届かなかった一連の高度なソフトウェア機能が可能となった。

YoloLiv、「YoloBox Ultra」発表。ライブ・ストリーミングを新たな高みへ

YoloBox Ultraの注目すべき特徴の1つは、NDI(Network Device Interface)テクノロジーのシームレスな統合だという。NDIのサポートにより、YoloBox Ultraは多目的なハブとなり、NDI対応デバイスへの容易な接続とビデオソースの拡張を可能にする。また、IPネットワーク上で高品質のビデオとオーディオ伝送を保証し、合理的でプロフェッショナルなライブ・ストリーミング・ソリューションを提供。同統合により、ライブ・ストリーミングの可能性が大きく広がるという。

YoloLiv、「YoloBox Ultra」発表。ライブ・ストリーミングを新たな高みへ

YoloBox Ultraのもう1つの特徴は、デュアルモード・ライブストリーミング機能。同機能により、ユーザーは、横向きと縦向きを簡単に切り替えることができ、Facebook、YouTube、Twitch、RTMP、InstagramやTikTokのような急速に成長している縦型プラットフォームなど、お気に入りのプラットフォームにストリーミングできる。 YoloBox Ultraは、視聴者の場所を問わず、コンテンツを配信可能。

YoloBox Ultraは、4K入力に対応しており、ユーザーは高解像度コンテンツを放送し、放送級の鮮明さを視聴者に提供できる。

YoloLiv、「YoloBox Ultra」発表。ライブ・ストリーミングを新たな高みへ

また、各HDMI入力を個別に記録するISO記録機能も装備。これにより、コンテンツ制作者は、ポストプロダクションの多様性を得ることができ、編集や、様々なプラットフォームやフォーマットでのライブコンテンツの再利用が可能になる。

YoloLiv、「YoloBox Ultra」発表。ライブ・ストリーミングを新たな高みへ

YoloLivのセルラーボンディング(有償オプション)により、4G LTE、Wi-Fi、イーサネット、USBモデム(x2)のネットワーク接続を最大5つまで利用できる。厳しいネットワーク環境でもストリームが途切れることなく配信を継続可能だ。

YoloLiv、「YoloBox Ultra」発表。ライブ・ストリーミングを新たな高みへ

YoloLivの責任者である Frank Zhu氏は、次のようにコメントしている。

Zhu氏:YoloBox Ultraは、継続的に革新し、可能な限り最高のライブストリーミング体験をユーザーに提供するという我々のコミットメントの証です。

この最新の製品ラインアップの追加により、我々は再びライブ・ストリーミング・デバイスの可能性を再定義し、ユーザーが進化し続けるライブ・ブロードキャスト・テクノロジーにおいて常に優位に立つことを保証します。

またYoloBoxは、11月15日(水)より千葉・幕張メッセで開催されている日本最大のメディア総合イベント「Inter BEE 2023」に出展しており、YoloLiv社ブース(ホール4 小間番号4409)にて、YoloBox Ultraの実機を体験可能だ。