Magewellは、2024年1月30日から2月2日までバルセロナで開催されるISE2024で、ビデオキャプチャ、変換、ストリーミング、プロダクションの新機軸の展示を予定している。
Ultra Encode HDMI Plus/Ultra Encode SDI Plus
ライブ・メディア・エンコーダ「Ultra Encode」ファミリーから2つのコンパクトな新モデル「Ultra Encode HDMI Plus」「Ultra Encode SDI Plus」を発表。両製品はライブストリーミングからIPベースの制作・配信まで幅広い用途に最適で、卓越したエンコーディングと配信の柔軟性を、同時マルチプロトコルストリーミング、ファイルベースレコーディング、NDI HX3サポート、毎秒30フレームの4Kエンコーディング、PoEサポート、ライブ制作用タリーライトと融合させている。
Director Mini
「Director Mini」は、スイッチング、グラフィックス、ストリーミング、レコーディング、モニタリングを1台のポータブルデバイスに統合したオールインワンのプロダクション&ストリーミングシステム。柔軟な入力機能を有し、ライブHDMI、USB、SRT、RTMP、NDI HX2、NDI HX3、モバイルソースに加え、ファイルベースのメディア資産も含まれるという。2023年9月のIBCでDirector Miniを発表し、最近のアップデートにより、H.265(HEVC)エンコーディング、ビデオ会議アプリケーションなどのソフトウェアに出力するためのUVC/UAC出力、ISOレコーディングなどの強力な新機能が追加された。
USB Fusion
マルチ入力ビデオキャプチャ、ミキシング、プレゼンテーションソリューション「USB Fusion」により、ユーザーはカメラ、有線/無線スクリーンシェア、メディアファイルソースを組み合わせて、オンライン講義、ウェビナー、ライブストリーミング、ビデオ会議などの用途に適したライブプレゼンテーションを行うことができる。高度なプレゼンテーション機能には、リアルタイムの画面描画、エクスポート可能な手書き注釈、プレイリスト、接続されたコンピュータでのPowerPointプレゼンテーション用のUSBクリッカーコントロールが含まれる。
上記のソリューションとその他のMagewellストリーミングおよびIPビデオ変換製品は、同社の第2世代デバイスおよびストリーム管理ソフトウェアであるControl Hubを介して一元的に設定および制御することができる。Control Hubの新バージョンもISE 2024でプレビューされる。また、NDI、SRT、ストリーミング・エンコーダーとデコーダー、そして幅広いキャプチャー・デバイスも展示する予定。なお、同社の外部ビデオキャプチャデバイスUSB Capture HDMIおよびUSB Capture HDMI Plusは、Zoom Roomsによる有線コンテンツキャプチャのZoom認証を取得済み。